嵌頓痔核のプチオペ

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以前、嵌頓痔核(かんとんじかく)ができてしまって、病院へ行った時のことを書きました。
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嵌頓痔核(かんとんじかく)
http://emiclock.blog.so-net.ne.jp/2011-04-08
お尻に注入するタイプの薬(ネリコルト)が、2週間分処方されて、それを、計3回繰り返しました。
つまり、1ヶ月半、薬で内部の血栓の自然消滅を狙った治療でした。
しかし、薬の効果が、ほとんどない状態で、1ヶ月半経っても、あずき大の大きさのままで、4回目の通院です。
看護師「パンツをヒザまで下ろして、横になってお尻を出してください。」
これには、慣れました(笑)

医師ライトで肛門を診察。「ぜんぜん小さくなってないね。もう、切る?」
薬では効果がほとんどないため、外科的治療を勧められました。

結局、このまま、薬で治療していたら、たぶん、半年経っても、まだ半分にもなってないと考えて、「切ってください。」と回答しました。
医師ライトで肛門を診察。「局所麻酔するから、ちょっと痛いけど我慢してください。」
肛門に注射器で麻酔薬を注射されました。かなり痛かったです。

肛門近くにできた痔核
すかさず、看護師が、鎮痛剤の座薬を肛門へ入れました。
後ろが見えないので、よく分からないのですが、チーっという高い周波数の音がしました。
たぶん、電気メスで切開するんだな、と考えた瞬間、麻酔が完全には効いてなくて、痛みが走りました。
医師電気メスで、切開完了。「これ、血栓ね。もう取ったから。」
医師に、あずきの大きさの血栓を見せられましたが、「でかい!」と思いました。
こんなものが薬で自然消滅するには、1年かかる。
切って出しちゃって正解だったな、と思いました。

電気メスで切開後
看護師さんが、切開したところにガーゼを当てて、テープでガチっと止めて、プチ手術終了。
どうやって切ったのか聞いたら、縦に皮膚を切開して、中から血栓を取り出した、と説明されました。
痛みが出るかもしれないので鎮痛剤を出すと言われましたが、NSAIDsアレルギーのため、使える鎮痛剤がポンタールしかないため、ポンタールを処方してもらいました。
1cmぐらい切ってるはずなのに、痛みがないのはありがたいことです。
縫ってないので、、やはり電気メスを使ったようです。
傷口は、1週間ぐらいで元通りになるようです。
それまでは、ガーゼを当てて、テープで固定するように言われました。
あっけなく、日帰りプチオペが終わって、すっきりです。
痛みがないので、鎮痛剤は、飲んでいません。
場所がお尻だけに、ガーゼを取り替えるのが、面倒ですが、1日に2~3回でいいと思っていて、それも、1週間なので、仕方ありません。
お風呂は無理なので、シャンプーと、濡れタオルで身体を拭く程度にしています。
お尻に、ポチっとできものができたら、迷わず、肛門科の専門医へ行き、ある程度薬で治療しても効果がないときは、プチオペで切ったほうが楽です。
切った当日でさえ、痛みがなくて鎮痛剤が不要だし、1週間ぐらいで切った傷が治るなら、さっさと切りましょう。