iPhoneのSkypeでも動作する AIチャットボットエンジン MADSHIP(2)

2017年4月3日（月）
きょうの横浜は、晴れて、暖かかったです。
朝から、みなとみらいの病院へ行きました。
この病院は、転院するつもりですが、「CT画像データをCD-ROMで送ってください」、と頼んだら、「割れるかもしれないので、取りに来てください」「できあがっても、こちらから連絡しませんので、2～3週間後ぐらいに、確認の電話をください」と、実に不親切。
なんなんだ、この病院はー！！
桜が満開になる前に、シャクヤクが満開ですよ。

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[iPhoneのSkypeで動作する AIチャットボットエンジン MADSHIP]
いま流行の AIチャットボットですが、Microsoft Bot Frameworkの新しいTrialバージョンで、iPhoneのSkypeでも動作するエンジン「MADSHIP」を、C#で書きました。・・・の、パート2です。
パート1 は、こちら ！
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iPhoneのSkypeでも動作する AIチャットボットエンジン MADSHIP(1)
http://yuna-k.blog.so-net.ne.jp/2017-03-03-1
パート2 なので、パート1の続きです。
このチャットボットは、飲み会や、女子会や、合コンなどの小規模イベントを、Skypeなどのチャットで企画するためのアシスタントです。
チャットボットを、Skypeなどの「連絡先」に登録しておけば、人間のように会話して、小規模イベントが企画できます。
パート1 で木構造のモデルを書きましたが、もっと分かりやすく図に描くと、小規模イベントを企画するのに、決めなくてはならないことを、決まっていないないものから質問していき、参加者のスケジュール調整を行うものです。

ここで、依存関係があるものは、矛盾しないよう、配慮してゴールへ導くことになります。
例えば、場所が渋谷であると決まらなければ、渋谷のお店は決まりません。
あるいは、出席者全員が決まらなければ、共通に開いている日が決まりません。
しかし、そのあたりは、if – then – else でも書けます。
きょうのテーマは、人間は、聞かれたことを素直に答えるとは限らない、つまり、ちょうどそのときに思いついたことを、忘れないように答えたり、想定外のことを答えたり、まとめて答えたりする、ということへの対応です。
たとえば、こちらの会話例です。

目的＝女子会であることは、質問通りに答えましたが、開催場所の質問に、「19時半から始めたい」と、開始時刻を答えており、そうれあれば、開始時刻を先に割り込んで解決します。
さらに、続けて、場所は答えずに、会費を「6500円で」と答えていますが、これも、割り込みで、先に解決します。
つまり、ステート（状態）に関係なく、何を答えているのかの意味を理解し、ステートを維持したままで、割り込むことができます。
キーワード判定なんかではなくて、意味を理解しないとできません。
もうひとつ、別の例です。

目的を聞かれているのに、目的は答えず、「代官山で19時から。ひとり7000円で」開催場所と、開始時刻と、会費を答えていますが、割り込んで、先に解決しています。
解決した項目は、質問されることはありません。
このため、目的＝オフ会と答えると、代官山のお店の選択を聞いてきます。
このように、目的を達成するために決めるべき項目のうち、「決まっていないもの」だけを質問し、かつ、質問の答えとは異なる答えに対しても、意味が分かれば質問せずに解決することができます。
これは、if – then -else だけでは、実現が困難です。
会費を聞いているのに、「横浜」という答えが返ってきたときに、横浜は地名であることを認識する必要があります。
同様に、「19:00」「19時」「午後7時」なども、開始時刻であることを認識する必要があります。
「想定外のことを言われたから、答えられない」では、「気が利かない」と思われて、飽きられます。
行間を読む。
とか、
「飯」「風呂」「寝る」で通じる文化ですからね。
しかし、なんといっても、うろ覚えでも正しいかもしれない回答へ導いてくれる、Googleの検索エンジンのような「もしかして、これ？」は便利です。

代官山のお店にたどり着く際に、「はな」と入力するだけで、「鉄板焼き 花」を候補としてピックアップしてくれます。
すべてのシノニムを登録する方法ではなく、計算と学習で導き出せたりします。
つまり、それができないのであれば、人間ですら、同義だと分からないからです。
やたら辞書に頼るのは、メンテナンスコストがかさむだけです。
パーソナライズにおいても、その人がよく使う項目は、スマホ画面の操作性を考慮して、次回からは末尾に表示するよう、並び変えています。

さて、最近のトピックでは、数日前に、Micotosoft Bot FrameworkのSDKにあたる、BotBuilder（VS 2015用）がGitHubでアップデートされました。
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https://github.com/Microsoft/BotBuilder
4月1日（日本時間）に、エラーで、Azure上にボットを公開できなくなり、エイプリルフールかと思ったら、互換性が失われていましたが、最新のBotBuilderに入れ替えたら、公開できるようになりました。
O365対応も、一部されていますね。

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[お魚どうらく 刺身定食]
またもや、「お魚どうらく」で刺身定食を食べましたよ。
1,000円ポッキリで、うまいです。

ところで、O-ZONEとか、飲まねこ、とか、通じます？！