皮膚科の3つの症状　爪白癬 脂漏性湿疹 陰部のかゆみ

今回は、以下の３つの症状で皮膚科を受診しました。
　
　① 爪白癬
　② 脂漏性湿疹
　③ 陰部のかゆみ

①爪白癬
白癬菌という真菌（カビの菌）が爪に感染したものです。　薬局の市販薬では治りません。

抗真菌薬をマニキュアのように塗って白癬菌を殺します。　爪が生え変わると治りますが、それには半年くらいかかりますので長期戦になります。

②脂漏性湿疹
頭皮の湿疹で、ニキビのような赤いプツプツができて非常に痒いです。　爪で掻くと悪化します。
　
常在菌のマラセチア菌というカビが皮脂を分解することでできます。　これも薬局の市販薬では治らず、抗真菌薬を使わないと治りません。　強いかゆみが出るのでステロイドも併用します。　

③陰部のかゆみ
たいていは尿道に残っている残尿で陰部が濡れ、夏は高温なので雑菌が増えて痒くなる、というものです。
　
薬局の市販薬（デリケートゾーンのかゆみ用軟膏＝フェミニーナなど）にはステロイドが含まれているので、痒みはおさまりますがステロイドのネガティブな面も出るので要注意です。　皮膚科で、非ステロイドの消炎鎮痛剤を使うとよいです。

陰部のかゆみはデリケートゾーンなので皮膚科を受診するのが恥ずかしくて薬局で市販のステロイド入りの薬を買いがちですが、陰部のかゆい、というだけで診察はないので、皮膚科へ行ってください。
なお、女性で、おりものがある、とか、男性で赤く変質しているような場合は、カンジダ菌の感染によるものと考えられますので、必ず皮膚科を受診してください。
皮膚のトラブルは、早く治療を始めるほど早く治り、きれいに治ります。

きのうのブログに、おとといの 7MHz FT8で北海道だけ交信できなかったと書きましたが記録を見たら、札幌の無線局と交信していました。　7MHzは電離層反射なので。八木アンテナは使いません。　ちなみに、北海道の無線局は、札幌や函館よりも北見や網走のほうが三陸沖を通るので、よくつながります。横浜から札幌まで直線だと東北の奥羽山脈がじゃまになるからでしょう。