アマチュア無線 7MHz FT8 デジタル交信 (アプリが無線機を操作)

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2024年 3月22日(金) 晴れ
ChatGPT
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ハローキティートースト、ポークビッツ+目玉焼き、カフェラテ、砂糖不使用ヨーグルトでした。
(写真撮り忘れ)
午前
ドトールでひとくちミックスサンド、ブレンドコーヒー(S)でした。
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午後 アマチュア無線の「FT8(欄外の解説参照)」の設定をやって、7MHzでデジタル交信やってました。
ニチレイフーズダイレクトの健康管理食(黒酢の酢豚)、減塩味噌汁でした。
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追伸

アマチュア無線 7MHz FT8 デジタル交信 (アプリが無線機を操作)
アマチュア無線は、トランスポートインフラはアナログでの電波通信なんですが、電波にアナログ音声(FMとかAMとかSSBとか)をのせて「会話」または「モールス符号」での交信が長らく行われてきました。
Radio-Phone-Comunication.png
無線機のマイク(または、モールス符号を打つ電鍵)を、オペレーターが操作して、人間 対 人間が、「ハロー CQ どちらかお聞きの局がございましたら交信お願いします。こちらは、、、」などと、音声かモールス符号で交信するわけです。
まあ、これを、廃止になったアナログ放送のテレビとしましょう。
   ↓
2023年秋に電波法が改正になり、総務省に届け出なしで、デジタル符号で交信できるようになりました。 これは、テレビでいえば、地デジ放送のテレビです。
アマチュア無線では、PCと無線機をUSBケーブルで接続し、PCのアプリから無線機をリモートコントロールできるようになっており。アプリとアプリが自動的に交信を行うことが可能です。 そもそも無線交信はシーケンスが決まっており、そうであれば、PCのアプリもシーケンス通りに交信することが可能です。
Radio-FT8-Communication.png
オペレーターがやることは、アプリが勝手に交信しないように、交信したい無線局をクリックするだけ。
 ぽちっ
はい、これで交信が終わります。 オペレーターはテレビを見ていても、アプリが自動で交信をやっておいてくれます。 しかも、ザーっというノイズの中でも、アプリならAIで雑音から必要な信号を聞き分けることができます。
おっと、ついにアマチュア無線もAIの時代か!
デスデス!!
  ↓
デジタル通信の方式は複数あり、最も多く使われているのは「FT8」です。 YouTubeなどでは「秒でできるFT8設定」なんていう動画がありますが、そんなに簡単ではないです。 まず、古いアナログ時代の無線機にはUSBコネクタがないのでインタフェース基盤が必要ですし、無線機側でもデータ通信のための設定が多々必要です。 PC側でもアプリを 3つばかりダウンロードしてインストールして設定する必要がありますし、デバイスドライバのインストールと設定も必要です。 ぜったい、1時間以上かかりますって。
  ↓
で、まあ、無線機にもPCにも詳しいITバリバリ君が上記設定をやったとしましょう。 そして、7MHzの 国内FT8専用周波数 = 7.041 MHz に無線機を合わせて、PCのアプリを起動!!
すると、日本中のFT8やってる無線局のアプリが自動でCQをだしているので、マウスでポチっとな。
IMG_4832.jpg
画面が小さくて分かりにくいですが、白は他の無線局の自動送信、黄色は自分の無線局の自動送信、赤はアイテム選局のアプリから自分の無線局のアプリへの応答です。
082345 7 -0.6 1485 ~ CQ JG5V** PM74
082400 Tx 1486 ~ JG5V** JA9KAW PM95
082430 Tx 1486 ~ JG5V** JA9KAW PM95
082445 5 -0.7 1485 ~ JA9KAW JG5V** -01
082500 Tx 1486 ~ JG5V** JA9KAW R+05
082515 -1 -0.7 1486 ~ JA9KAW JG5V** RRR
082530 Tx 1486 ~ JG5V** JA9KAW 73
上記がアプリで交信したシーケンスです。 いちおうプライバシー保護で相手局コールサインは「*」で伏せています。 「5」エリアの無線局で住所は徳島県です。 住所とか名前とかもアプリが自動でリストを検索して交信記録アプリに登録してくれます。 時刻はUTCなので JSTに変換も自動です。 なお、人間と違って「Readability」は存在しないので、RSレポート(「59」とか)ではなく、信号レベルを(db)デシベルで交換します。 マイナスだとちょっと電波が弱いという意味であって、受信できなかったわけではありません
  ↓
とまあ、こんな調子で日本中(北海道から沖縄)まで電波が弱くてもアプリが自動交信してくれます。アナログだと、ザーーーーーーーーーっというノイズに声が埋もれて、よく聞き取れないことが多々ありますが、アプリは問題なしです。
そんなこんなで、
テレビがアナログ放送から地デジ放送になったように、アマチュア無線にもデジタル化の波が押し寄せています。 でも、やっぱり、「交信相手の声が聴きたい」「桜の開花はまだかとか風が強いですね」とか人間にしか意味がない言葉で会話したいからアナログがいいんだ! って人も圧倒的多数です。
「そんなにしゃべりたきゃ、SNSで通話すればいいんかない?」
いや、知らない人とDMやりとりとか通話します?! しないでしょ。
やっぱり、アナログ交信のアマチュア無線は消えないんじゃないのかな。 マウスをポチっとするだけのアプリ同士の交信は飽きますよ。

コメント

  1. HOTCOOL より:

    無線はSNSより人間的でいいですね。

  2. 酢豚は大好物です。
    先日、餃子の王将の酢豚を食べました。^_^

  3. kinkin より:

    先の記事のコメントに書いたCQ誌の4月号の件ですが
    チョコッとFT8等の事も載っていますね。
    Turbo HAMLOGの事も載っていますよ。

  4. mayu より:

    確かに、声で交信できるところが魅力ですね(*^_^*)
    人柄が分かりやすいから。

  5. 夏炉冬扇 より:

    いつかも書きましたが、愚息が無線やっていた時代があります。山の上まで行ってました。

  6. みずき より:

    2000年前後の無線機しかリアルに
    扱ってないんで&海上と陸上の違いが
    あるのかもですが、無線機にPCが
    繋がれてるのが不思議な感じがします。
    声から伝わるもの、ありますよね(^^♪

  7. とし@黒猫 より:

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    アマチュア無線 7MHz FT8 デジタル交信 の
    ブログ記事に、たくさんのコメントをいただきまして、
    ありがとうございました。
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