NSAIDsアレルギー皮膚パッチテスト(2)

あなたは 人目の訪問者です。
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今日も病院です。
11月18日に皮膚パッチ(直径1cmぐらいのリント。薬剤をワセリンで溶いたものを塗布)を背中に貼り付けてから、ちょうど48時間が経った頃、看護師さんに皮膚パッチを剥がしてもらいました。
皮膚パッチには、計15のリントついているのですが、実際に消炎鎮痛剤入りワセリンをセットしたのは、向かって左の列・上から、1, 2, 3, 4, 5、 真ん中の列・上から、6, 8, 9, 10、 右の列・上から 11 の、計10種類です。
皮膚パッチを剥がした直後は、剥がす前のリントの位置が分かるように、黒のマジックペンで、皮膚に直接、ひとつひとつ印をつけていき、そのまま、30分ぐらい待ちました。
img_0783_1.jpg
(この写真は、剥がしてから5時間経過後。マジックインクはアルコール綿で除去済み)
それから先生に判定してもらったのですが、先生がデジカメで10枚ほど写真を撮って、それを一緒に見ました。
皮膚パッチを剥がしてから、あまり時間が経ってなかったので、赤く反応していないものは3つ、少しでも赤く反応しているものは7つでした。
特に、 COX-2阻害薬(No.8)では、強い炎症が出ました。(この薬は飲んだことがありません。日本では、あまり種類がないそうです)
上記の写真は、皮膚パッチを剥がしてから 5時間経過後なので、ほとんどの赤みが引いていますが、COX-2阻害薬のリントの痕は、炎症を起こしてくっきり残ったままです。
さて、皮膚パッチテストは終了し、次の段階は、安全な消炎鎮痛剤を見つけることです。
皮膚パッチテストで赤く反応しなかった No.1はアスピリンですが、アスピリン製剤バファリンでアレルギーが出た経歴があり、皮膚パッチテストで陰性だったからといって、必ずしも安全ではないということなのです。
陰性だった残りの2種類のうち、ポンタールを服用試験してみることになりました。
DSC01963.JPG
とはいっても、いきなり大人1回分の分量を飲むとアレルギーをおこす可能性があるため、今日は、小児用シロップを、1回=1ml で、4回(4ml)で試すことになりました。
これでアレルギーが出なければ、少しづつ分量を増やしていきます。
もし、アレルギーが出てしまったら、もうひとつ、皮膚パッチテストで陰性だった薬剤で、同じことを繰り返しです。
根気が要ります。
毎週、病院に通うのですが、年内には、安全に使える消炎鎮痛剤が見つかるかな、といった感じです。
[関連ブログ]
NSAIDsアレルギー皮膚パッチテスト(1)
http://emiclock.blog.so-net.ne.jp/2009-11-18
NSAIDsアレルギー皮膚パッチテスト(2)
http://emiclock.blog.so-net.ne.jp/2009-11-20