無痛の胃内視鏡検査でした

胃炎＋逆流性食道炎と診断されてから、投薬治療を続けてきましたが、症状がなかなか改善されないため、腫瘍などができていないかを調べるため、内視鏡検査を行うことになりました。
胃の内視鏡検査は、過去に5回の経験があり、今回は通算で6回目です。
過去5回の検査の手順は、おおむね、以下の通りでした。
(1) 胃の泡を消すシロップを飲む。
(2) ノドの麻酔ゼリーを下の上に約10分のせて放置する。
(3) 左上腕部に、胃の動きを止める筋肉注射をする。
　　※ めちゃ痛い。
(4) 横になり、マウスピースをくわえて、内視鏡を挿入して検査を開始する。
　　※ ノドを通過時、オエっとなる。胃に空気を入れると苦しい。
(5) 検査終了後に、医師から結果を聞いて帰宅。
総じて言うならば、検査は苦痛でした。
そして、先日、胃の内視鏡検査を受けました。
しかし、今回は、今までとは違うクリニックで検査したため、やり方が違っていました。
まず最初に、「鼻から入れますか？　口から入れますか？」と聞かれました。
最近は、鼻から入れるのが人気らしいですが、今回は、口から入れてもらいました。
(1) 胃の泡を消すシロップを飲む。
(2) ノドの麻酔ゼリーを下の上に約10分のせて放置する。
(3) 右手中指に心拍計を付けて、心拍数をモニター開始。
(4) 横になり、左腕の静脈に、静注針を挿して、胃の動きを止める注射を入れる。
　　※ 一瞬チクっとするが、注射は全く痛くない。
(5) 静注針を挿したまま、静脈から鎮静剤を入れる。
(6) マウスピースをくわえて、内視鏡を挿入して検査を開始する。
　　※ オエっとならず、すーっと胃に到達。検査中も全く痛みがない。
(7) 検査終了後、看護師が車椅子を持ってきて、車椅子へ移動する。
　　※ 鎮静剤が効いているため、ふらついて歩けない。
(8) 別部屋のベッドで、30分間休む。
(9) 検査終了後に、医師から結果を聞いて帰宅。
今回の検査は、時間がかかりましたが、全くの無痛で終了しました。
驚きです。
胃の内視鏡検査は、筋肉注射が痛くて、オエっとなって、胃に空気を入れるのが苦しいという三重苦だと思い込んでいましたが、医療が進歩しているんですね。

検査の結果は、特に腫瘍などは見つからず、継続して投薬治療することになりました。
振り返って思うには、内視鏡のスコープ径が、鼻から入れられるほど細くなったため、検査が楽になったといえますが、無痛で楽々検査を受けるには、鎮静剤を使ってもらってトータルで痛みをとる手法を選択することがいいな、と思いました。
今回の経験を元に、次回からも、今回の方法でお願いするつもりです。