きのう(9月6日)の夜、台風9号は、関東地方に上陸し、激しい風雨をもたらしました。
一夜明けた今朝(9月7日)、交通機関の乱れを想定して、いつもより30分早く自宅を出発しました。
通常ダイヤ通りなら、40分ほどで通勤できます。
朝、マンションの玄関を出ると、土砂降りの雨。
こりゃ、大変だ・・・
8:00 JR川崎駅に停車した電車内にアナウンス。
「多摩川の警戒水位を超えたため、東海道線と京浜東北線は、上下線共、運転を見合わせます。」
まずいことになりました。
多摩川の水位なんて、短時間では下がるはずもなく、長時間の足止めは必至です。
JRと平行する京浜急行線も、同じ理由で、運転を見合わせているとのアナウンスがあり、多摩川を渡る交通手段がなくなってしまいました。
とりあえず、会社へ連絡をして、しばし対策を検討。
9:30 電車が動いてないので、帰宅することもできず、JR川崎駅で、1時間半足止めされて、うんざりした頃、駅のアナウンスあり。
「京浜急行は、運転を再開した模様です。」
すると、アナウンスに導かれたJRの乗客が、どっと京急川崎駅へ押し寄せて、改札口に向かって、初詣の行列状態になっていました。
その行列に並んで、改札口を通過できたのは、30分後でした。
10:00 京急の特急電車は動いていましたが、横浜方面から満員すし詰め状態で到着し、ホームにも人があふれていて、乗車できる状態ではありませんでした。
この時点で、すでに、朝、台風の余波の風雨の中、自宅を出てから2時間半近く経過していて、ぐったり。
「パトラッシュ、ぼくはもう疲れたよ。」
そこへ、横浜方面へ帰宅する普通電車が到着し、中は、座れるくらいすいていました。
思わず、その電車に、スーーーーーっと吸い込まれてしまいました。
あとのことは、よく覚えていません。
2つ隣の駅へ往復するのに、3時間以上かかったことは確かです。
朝、めちゃめちゃ早く出社した人は、多摩川の警戒水位を超える前のため、JRが通過でき、定時出社できたそうです。
最初から、定時出社をあきらめて、昼頃出社をめざして、のんびり自宅を出た人は、労せずして、昼頃出社できたそうです。
つまり、いちばん、バカを見たパターンで出社を試みた、ドンキホーテだったようです。
気持ち的に、やりきれない気分です。
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