2020年6月23日(火・休み)
きょうの横浜は、晴れて、26℃になり、暑かったです。
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[フィルムスキャナー KFS-14WS でフィルムをデジタル化]
1980年代から撮りためたフィルムが大量にありますが、フィルムは経年変化で劣化しますので、それらのレガシー資産をデジタル化して CD-Rに記録することにしました。
どうせ 55V 4KテレビのHDMI端子への接続で見るので、そこそこの解像度があればよいことから、スキャン速度(1枚 = 1秒程度)を重視して機種選定した結果、ケンコー 5インチ液晶 フィルムスキャナー KFS-14WS に決めました。
アタッチメントを交換すると、さまざまなフィルムをスキャンすることができます。
PCに接続せず、これ単体でフィルムをスキャンし、5インチ液晶モニターで確認し、SDカードに記録できます。
スキャンの際、露出などの調整もできます。
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ところで、僕が1980年代から使っていたカメラは一眼レフでして、フィルムはネガフィルムではなく、リバーサルフィルム(3種類)を使っていましたので、スライドの体裁になっており、スライドを順番にガイドに挿入していき、液晶モニターで確認してスキャンボタンを押す作業の繰り返しになります。
リバーサルフィルムについて(特徴とか、使う理由など)は、SSブログにカメラに詳しい方がおられると思いますので、そちらにお譲りします。
僕が使っていたのは、以下の 3種類のリバーサルフィルムです。
■ フジクローム 100
フジフイルムのリバーサルフィルムで、ASA感度 100のものです。
■ コダクローム 64
コダックのリバーサルフィルムで、ASA感度 64のものです。
当時は主にポトレを撮っていたので、50mm f 1.2と 100mm の f 1.8くらいのレンズを使っていました。
フジクロームより発色が良かったです。
■ エクタクローム 64
コダックのリバーサルフィルムで、ASA感度 64のものです。
このフィルムの発色がものすごくよくて、これを使うようになってから他のフィルムは使わなくなりました。
、、、いまはデジタル一眼レフで撮影してRAWデータを保存なんでしょうけれど、1980年代、1990年代は、リバーサルフィルムで撮っておいてよかったです。
ためしにネガフィルムもスキャンしてみましたが、薄っぺらくて色褪せた感じになります。
僕の推測では、ネガフィルムは 30年~40年ぐらいの年月で経年劣化が大きいのだと思います。
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ところで、テストでスキャンした車の写真ですが、、、
撮影時期: 1980年代前半
撮影場所: 石川県 千里浜なぎさドライブウェー
フィルム: フジクローム 100
カメラ: 忘れました!
レンズ: 50mm f 1.2
車は、僕が乗ってたトヨタ TE-47 トレノGTです。
エンジンは 2T-G DOHC 1,600cc で、EFIになる前のエンジンですので、純正エアクリーナーは撤去してキャブレター(ミクニ製ソレックス)のインテークに「ラムフロー」というスポンジが付いた弁当箱のようなレーシングタイプのエアクリーナーに換装していたため、エアファンネルとほぼ同等の吸気音(アクセルを踏むと、コーっという吸気の音)がしました。
エキパイ、マフラーも、レーシングショップで置き換えていました。
この当時は高速道路にスピード違反車をレーダーで捉えてナンバーを撮影する機材が設置されていなかったので、高速道路を 160km/h で走行する車がウヨウヨいました。スピードメーターは 210km/hまで目盛りがありましたが、、、、 おっとあぶない。
僕が 時速何kmで走行していたかはノーコメントです。
明日はスイーツのネタにします。
コメント
フィルム写真のネガどうにかしなきゃいけないと言う
現実問題がたった今発覚しました。
Ω\ζ°)チーン
なんて言ってられないわ
どうにかしなきゃって こうやって保存しなきゃ
すごい便利なスキャナーですね!
学芸員やってた時は複合機に
フィルム用のを使ってやってましたが
機械の進化は凄いです^^
> ゆうみ さん
古い映画のフィルムが倉庫でボロボロになってるのを見たことありませんか?
印画紙がセピア色になるように、フィルムも経年劣化で変色します。
30年以上経ったフィルムは、デジタル化しておいた方がいいですよ。硬化してしてしまうと、パリッと割れたりしますし、湿気が多いとカビが生えたりします。
カセットテープやVHSビデオテープが劣化しているのと同様、フィルムも経年劣化しますよ。
フィルムスキャナーは、もうすでに品薄です。
焦ってどこぞの国の粗悪品を買わないようにお気をつけください。
> みずき さん
リバーサルフィルムは、バッチリ読み込めますが、ネガフィルムは経年劣化で色がくすんで、退色してしまっていたりしますので、あまり期待できません。
ネガフィルムの場合は、読み込んだああと、1枚づつ明るさやコントラストなどをレタッチソフトで補正してやる必要があると思います。
昔の車の形って好きです。わたしが一番最初に
乗った車が父のおさがりのマークⅡだったので
すが、こんな顔でした。マニュアル車が運転で
きたなんて今では考えられない(笑)フェンダー
ミラーの方が運転しやすくて好きでした。
フィルムカメラみ撮っていたんですね
それもリバ-サルでというのは凄いですよ
トレノ・・懐かしいですね。
わが家も、フィルムいっぱいありますが、
スキャナー取り込みは時間がかかるから、
二の足を踏んでます。
エクタクローム64はいいフィルムです
でもそれをお使いとは、マニアックですね
それとトレノ、カッコいいですね
確か、生産台数も少ないと思います
キャブレターは、ミクニ製のソレックスでしたっけ
> mio さん
マニュアル車の運転歴が長かったので、初めて車検の代車でオートマ車が来たとき、どうやって運転するのかわかりませんでした!!
> kazu-kun2626 さん
リバーサルフィルムは、観光地では手に入らないので、出かける前に買っておかないとフィルム難民になり、やむなくネガフィルムで撮ったりしました。
街のDPE屋さんで現像できないので、コダックへ送って送り返してになるので、現像に10日ぐらいかかってました。
> 横 濱男 さん
ネガフィルムだったら、コマごとにブチ切れてないので、24枚撮りフィルム 1本をスキャンする手間は 10分位と思います。
ただ、フィルムが 1,000本とかあると、それなりに時間(というか期間)がかかります。
何もしないとフィルムは色褪せて朽ち果てますよ。
> tochi さん
当時の映画撮影用のフィルムがエクタクローム 64だったと記憶しています。
一度エクタクローム 64を使うと、ネガフィルムが色褪せて見えて、戻れなくなりました。
また、キャブレターは、ミクニのソレックスです。
これ、いいね。
しかし、うちにはフイルムがあったかな?
あったとしても湿気でくっついちゃってるかも?(゚□゚)
スプリンタートレノの進化版でしょうか?
格好いい車ですね。
現在の「86」の元になったという話も聞いたことがありますが。
こんばんは。
コダクロームは他と現像方法が違うんですよね。
25もメジャーでした。
私は Ektachrome の DYNA EX100 を初めて使った時魅了されて以後そればかりでした。その時何を撮ったのか今でもはっきり覚えています。
> 英ちゃん さん
リバーサルフィルムは1枚づつスライドホルダーにはまっているので、くっつきません。
ネガフィルムは、DPEから戻ってきたままだったら、くっつくより先に、経年劣化しているのではないでしょうか。
> ヨッシーパパ さん
当時、セリカ 1600GTという車がありましたが、これと同じエンジンを積んだスプリンターが、TE-47 トレノGTです。
AE-86は、そのずっと後に排ガス規制が厳しくなってからの車種です。
> センニン さん
エクタクロームを 1度使ってしまうと、ネガフィルムを使う気がしなくなりますよね。
約 40年近く前から、デジカメが出るまで、フィルムはエクタクロームでした。
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フィルムスキャナー KFS-14WS でフィルムをデジタル化 の
ブログ記事に、たくさんのコメントをいただきまして、
ありがとうございました。
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ソレックス時代のトレノGT(TE47)、乗ってみたかったクルマの一台でした。
この時代の国産車はカッコよかったなぁ。。。