朝、目が覚めたら、熱にうなされて、背中などの節々が痛んで、寝返りをうつのも苦しい状態でした。
予想通り、38℃オーバーでした。
とりあえずの応急手当としては、解熱鎮痛剤や、総合感冒薬(風邪薬)を飲むことが思い浮かびますが、自分は、NSAIDs系の薬剤アレルギーなので、使えないのです。
市販の総合感冒薬、解熱鎮痛剤、近所のクリニックの医師が処方する薬も含めて、たいては、それらの成分が含まれていて、使えません。
※主なNSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)
•アスピリン(バファリン®など)
•ロキソプロフェン(ロキソニン®など)
•ジクロフェナク(ボルタレン®など)
•インドメタシン(インダシン®など)
•メフェナム酸(ポンタール®など)
•スルピリン(メチロン®など)
•アセトアミノフェン(アンヒバ®、カロナール®など)
•その他
そういうわけで、発熱がとても怖いのです。
もちろん、大きな病院へ行けば、別の種類の鎮痛剤(ペンタジンとか)が使えるのですが、38℃ちょいぐらいので熱で救急車をよぶわけにもいかず、脱水にならないように水分をとって、アイスノンで冷却あるのみです。
お昼ごろ、少し熱が下がったのを見計らって、自宅から徒歩3分の内科クリニックへ行きました。
いわゆる、かかりつけのお医者さんです。
秋にインフルエンザ(新型+季節型)の混合ワクチンの予防接種をしているので、インフルエンザではないだろうということになりました。
しかし、その続きは、予想通り、いつもと同じことを言われました。
「うーん。あなたには、使える薬がないんだよね。寝てるしかないね。」
このクリニックの電子化されたカルテには、アレルギーがある薬剤(解熱鎮痛剤のほか、一部の抗生物質にもあり)リストがずらり記載されていて、お医者さんも、うかつに処方できないのです。
「ノドの腫れ止めと、トローチを出しときますから。あとイソジンでうがいして。」
やっぱり。
発熱して、頭痛で、体中の節々が痛くて、歩くのもつらいのに、トローチやイソジンじゃ、意味ないです。
薬剤アレルギーは、よくあるようです。
去年、大きな病院の皮膚科で、皮膚パッチテストをして、ブログに書きましたが、理屈では分かっていても、熱が出て痛いのに、ただ冷やして寝ているだけは、つらいです。
↓ 去年のブログ
NSAIDsアレルギー皮膚パッチテスト(1)
http://emiclock.blog.so-net.ne.jp/2009-11-18
↓ 去年のブログ
NSAIDsアレルギー皮膚パッチテスト(2)
http://emiclock.blog.so-net.ne.jp/2009-11-20
風邪で発熱。でも、NSAIDsアレルギーで…
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