2017年4月11日(火)
きょうの横浜は、冬に逆戻りしたような冷たい雨でした。
― ― ― ― ― ― ― ― ― ―
[iPhoneのSlackで動作する AIチャットボットエンジン MADSHIP]
きょう、勤務中のミーティングで、うっかり、ナドレ セラフィム Slackチャットボットを晒してしまうという失態をしてしまい、まさに、万死に値する愚行ではありましたが、オープンにしてしまうという記事です。
過去に 2回、iPhoneの Skypeで動作する AIチャットボットエンジン MADSHIPをご紹介させていただきました。
MADSHIPは、Visual Studio 2015 + Bot Builderを使い、C#で記述し、Azure上の MS Bot Framework で開発した AIチャットボットエンジンを使っています。
コグニティブ系のAPIは、MS社のものが、中核になるLUISを含めて日本語対応が未熟で実用に耐えないため、NTT レゾナント社のGooラボ APIとコラボしています。
過去 2回のブログ記事では、iPhoneをクライアントデバイスとし、Skypeを取り上げています。
ですが、MS Bot Frameworkは、マルチチャネルなコネクタが特徴であり、Safari、Chrome、IE、Edgeといった Webブラウザから、Web Chatでチャットすることもできます。
今回は、マルチチャネルなコネクタに、Slackコネクタを追加しました。
まるでジグソーパズルのようにハメこむだけのように見えますが、実は大変です。
Slackコネクタは、slack APIを使っていますが、認証が OAUTHですので、それなりにクレデンシャル情報やコールバックURLを設定しないといけないのですが、現在(2017年 4月)最新の設定情報が、Googleなどで検索しても見つかりませんので、OAUTHの知識はもちろんのこと、slack APIの素養がないと、やたら、たくさんある設定で、つまづきます。(当然、ドキュメントは英語のみ)
で、現在、MADSHIP開発チームの開発プロジェクトで使っているのは、Slackなのです!
PoC用のチャットボットの機能は、過去2回の Skype編で登場したものと同じものが、Slackで動作します。
チャットクライアントが変わっても、チャットボット本体が共通であり、基本的に1行の手直しも不要です。(LINEや Facebook Messangerなどのように、固有のリッチなダイアログを使う場合は別ですが・・・)
アシスタント(チャットボット)に話しかけると、応答が返ってきます。
数字でも、語句でも、日本語自然文でも入力でき、聞かれていることとは違う質問の答えをしても、意味が理解できれば割り込み処理します。
シノニム辞書などを使わない、語句類似度計算で「もしかして、これ?」も動きます。
Slackでも、スマホのタッチパネルの特性を生かした、タッチボタンを配置できます。
もちろん、日本語自然文入力との併用も可能です。
Slackは、SkypeやLyncなどののような、単なるチャット/会議アプリではありません。
いまだにSlackをチャットアプリだと思っている方は、残念な方かもしれません。
グルーバルで、最も使われいる理由を、よく調べてみるとよいです。
MADSHIPエンジンのシステム構成は、こんな感じです。
半年先を見てアーキテクチャを考えても、すぐに陳腐化しますから、もっと先を見たいものです。
[MADSHIPチャットボット 関連記事]
iPhoneのSkypeでも動作する AIチャットボットエンジン MADSHIP(1)
http://yuna-k.blog.so-net.ne.jp/2017-03-03-1
iPhoneのSkypeでも動作する AIチャットボットエンジン MADSHIP(2)
http://yuna-k.blog.so-net.ne.jp/2017-04-03
iPhoneのSlackでも動作する AIチャットボットエンジン MADSHIP
http://yuna-k.blog.so-net.ne.jp/2017-04-11
― ― ― ― ― ― ― ― ― ―
[追伸]
夜は、BECK’sで コッパパルマサラダと3種のデリプレートです。
コッパパルマは、肩ロースを使った生ハムで、塩分が高いですよーーー
腕が動きが悪いので、あした、ウィンリーに直してもらいます。
コメント
帰りがけにカフェがあると寄りたくなって
しまいそうです。基本、ご飯を食べたいなぁって
思いますが、時たま夜でも美味しいパンが
食べたい・・・ってなります^^
このプレート食べたいな。
でも塩分高いと完璧に全身むくむから
ちとこわい
おしゃれなプレートですね。
解らないのは私だけ(笑)?