2021年5月15日(土)
きょうの横浜は、晴れて、暖かかったです。
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[久しぶりのレタスドック]
きのうの ボートダイビングの疲れが出て、午前中は身体を休めるために寝ながらテレビを見たり。
お昼はドトールで久しぶりのレタスドックとアイスコーヒーです。
食欲がガツン! と来ないときは、ミラノサンドではなく、レタスドックです。
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[ダイビング器材 オーバーホール完了]
4月27日にダイビングの重器材(BCとレギュレータセット)のオーバーホールに出しましたが、きょう戻ってきました。
オーバーホールは 2年おきに、料金は工賃 2万円ぐらいと交換パーツ代 1.2万円ぐらいかかります。
2年経つと金属はサビるしゴムは劣化するので、1回も潜らなくても 2年おきにオーバーホールが必要です。
自動車で言えば車検のようなものなので、1回も運転してないから車検に出しません、というわけにはいかないのは同じです。
ファーストステージをタンクに取りつけるようになっており、そこから複数の中圧ホースが伸びています。
メインレギュレータは、自分が水中で呼吸するために咥えます。(ATOMIC B2というチタン製で、16万円のやつ)
バックアップレギュレータ(オクトパスとも言う)は、メインレギュレータが壊れたときにサブで使うほか、バディがエア切れになったときなどの緊急浮上時に自分のタンクのエアをバディが使うことができるようになっています。
で、ですね、、、
バックアップレギュレータの中圧ホース(黄色)は、メインレギュレータとほぼ同じ長さ(緑のライン)ですが、黄色の中圧ホースは2倍の長さがあります。
この理由は、長い黄色の中圧ホースは、海上保安庁の装備用を分けてもらったものでして、離れた位置にいる要救助者へエアを供給して救助するために長いホースになっています。
レスキュー訓練は定期的にやりますが、実際にレスキューを行う場面に遭遇したことはありません。
そのほか、海中で海藻や漁網が器材に絡みついたときに切断するためのチタン製ナイフも中圧ホースに取りつけています。
BCのインフレータホースには、ナイトダイビングで流されたときにヘリや救助船から発見してもらうためのストロボライトも装着しています。
フロートは昼間は見えますが、夜は見えないのでストロボライトが有効です。
ダイビングの装備といっても、安全のためには、さまざまな装備を用意周到に持っていき、とっさの緊急事態にそれらを目で見なくても手探りで使えることが命を守ることにつながります。
ダイビングは楽しいレジャーですが、事故で漂流した知人や、虹の橋を渡った知人もいますので、気のゆるみ、不完全な装備は命にかかわります。
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あしたこそ、城ヶ島で見た生物のブログ記事を書きます。
また、あしたの夕方から インドアテニスに行きます。
コメント
休養もメンテナンスも大事ですよね^^
オクトパスってこんなに長かったっけと
思いましたが、納得です。保安庁さんの
レスキュー用なんですね。レギュを交替で
使う訓練もやりましたが、いざという時は
オクトパスの方が安心だなと思いました。
確かに危険と隣り合わせのレジャーですね。安全安心のためにも工具のオーバーホールは必要ですね。
安全に行うためには必要な装備ですね。楽しみながらも気を付けないと行けませんね。
> みずき さん
昔はレギュレータが1つしかついていない器材が多々あったので、1つのレギュレータを交互に使う「バディブリージング」を講習でやります。
ですが、バディブリージングは双方が慣れてないと、最悪二人とも溺死するリスクがあります。
でも、今はオクトパスをつけている人が ほぼ 100%なので、バディにオクトパスを渡す方が自分もバディも安全です。
> HOTCOOL さん
GWに北アルプス槍ヶ岳で 3名滑落で死亡、富士山火口で1名滑落など、山も命の危険と隣り合わせです。
海の場合は、人間は水中では呼吸できないので器材のトラブルや残圧管理ミスなどは死に直結するし、海流に流されたら行方不明になって死につながります。
体験ダイビングや、湾内など、管理されたエリアでのダイビングは少しはリスクは減りますが、外海でのダイビングは、生命を守るのは自己責任です。
逆に言えば、自分で自分の命を守るスキルがない人はダイビングをやっちゃいけないんですよ。
> kinkin さん
安全に対する考え方は自動車も同じですよね。
無車検の整備されてない車、すり減って空気が抜けているタイヤ、汚れたオイル、そんな車で運転するのは怖いですよね。
自動車も、ブレーキが効かない、なんてことになれば大事故ですよ。
まあでも、運転する前にボンネットを開けて、ファンベルトの緩みなし! エンジンオイルOK! とか点検してるドライバーは、2種免許じゃない人はやってないと思いますが・・・
去年8月、弟の娘が伊豆の下田神子元島で潜っていて事故に会い、亡くなりました。気をつけてくださいね。
何事も真剣に取り組まないとって事ですね。
父の病気の事でコメントありがとうございます。すぐにできたものではないみたいらしく抗がん剤の点滴治療になりそうです。
潜るには準備が大変なんですね〜。
命を預ける機材ですから、メインテナンスも必須なんですね。
> arashi さん
僕の仲が良かった知人も、神子元でダイビング中に事故で亡くなりました。
神子元は10回ぐらい潜りましたが、事故死者多数で有名なポイントです。
潮の流れが複雑で急流なので、初心者が行くポイントではないです。
> みぃにゃん さん
高齢だと進行が遅いんですよね。
若いと急速に進行してしまいますが、
その点は少し良かったかもしれません。
わたしも怖い思いをした事があります、セブ島でガイドと二人で潜っていた時、ふとみたらホースから空気が漏れているのです。それを見たとたん急に息苦しく感じてしまいパニックになり、危険な、急浮上してしまいました。
(レンタル機材です)
沖縄で一緒に潜っていた人が最初の着地で砂の下にいた、かさごにさされて毒がまわり、そのまま病院にいき、ツアー3日間潜れなかった事もあります。
> ぴーすけ君 さん
初級者だと初級者向けポイントにしか潜らないので、
あまりリスクを感じないかもしれませんが、
登山も富士山とエベレストではリスクの大きさが
異なるように、ダイビングも上級者向けポイントでは
それに応じた大きなリスクがあります。
登山で崖から転落すれば虹の橋、ダイビングも同じです。
> ヨッシーパパ さん
器材は手足ですから、目で見なくてもブラインド操作できるように使い込んだものを、定期的にオーバーホールして使わないと怖いです。
レンタル機材は、操作が違ったりするので、できれば使いたくないです。
> わたし さん
中圧ホースから泡がプクプクでる程度なら18m以内で潜っていれば、まずエア切れにならないでしょうし、エア切れになってもガイドのオクトパスかレギュレータを奪えば呼吸できるので、冷静に判断が求められます。
急浮上は減圧症になるリスクが高く、後遺症が残ることもありますので、絶対にやってはならない選択肢です。
また、カサゴのヒレには毒があるし、それ以外にも危険な生物はたくさんいるので、基本的に生物には触らないことです。
珊瑚にも毒があるので、素手や素足で触ると毒で腫れます。
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ダイビング器材 オーバーホール完了 からの レタスドック の
ブログ記事に、たくさんのコメントをいただきまして、
ありがとうございました。
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