2020年9月9日(水・休み)
きょうの横浜は、晴れて、33℃になり、暑かったです。
昨日の「桔梗」のコメントで、菓子の色についてコメントをいただきましたが、さすが、お目が高いと思いました。
花の形の再現もさることながら、外郎で微妙な青紫の発色があっての「桔梗」ですよね。
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[千草庵 菓銘『萩の露』]
きのうのブログ記事で、秋の七草である「桔梗」の上生菓子をネタにしたので、秋の七草つながりで菓銘『萩の露』です。
万葉集に、
秋風は涼しくなりぬ馬並めて いざ野に行かなハギが花見に
と歌われているほか、萩を読んだ歌や俳句が多いです。
萩を銘にした菓子では、仙台の銘菓「萩の月」が有名ですよね。
一つ家に遊女もねたり萩と月 芭蕉
これが語源かも。
萩の花言葉は、
「思案」「内気」「柔軟な精神」
です。
萩の異名は「鹿鳴草(しかなくぐさ)」です。
飛鳥時代に、蘇我馬子、蘇我入鹿、中大兄皇子らが活躍した時代、鹿は謀反人を比喩したものであり、萩の花が鹿の点々の模様に似ていることから鹿鳴草、となった説があります。
あるいは、鹿は萩の花の香を好む、という説もあります。
花札の萩は鹿ではなく、イノシシですが・・・
さて、上生菓子のほうに話を戻します。
草木に付いた白く光ってみえる露のことも「白露(しらつゆ)」といいます。
二十四気では、9/7 ~ 9/21 の期間が「白露」です。
まさに今ですね!
この菓子をクローズアップすると、、、
ちゃんと白露がありますね。
あずきは、萩の実を表現しています。
露多き萩の小家や町はづれ 尾崎放哉
和菓子の世界は奥が深いので、菓子をいただき、お茶を飲みながら、万葉の世に思いをはせるのも楽しいですよ。
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[ハンバーグステーキのランチ]
先日見つけた近くの肉バルへリピートで行きました。
前回は しょうが焼きランチでしたが、きょうはナンバーワン人気のハンバーグステーキランチです。
メニューの説明では、ソースが「謎のソース」だそうです。
デミグラスではないです。
何ソースかと聞かれると説明がむずかしいです。
アイスコーヒー、ミニサラダ、スープがセットで 900円。
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[追伸]
9月になって、秋をうたったビールが増えました。
「光月庵」を舞台にしたドラマが盛り上がってきました。
このドラマと「半沢直樹」が毎週楽しみです。
コメント
歌や情景を題材にする菓子は風流ですよね^^
謎のソース、すんごい気になります。
見た目的にはコンソメを煮詰めたような・・・
> みずき さん
銘をもつ上生菓子には意味がありますので、何も知らずして、ただ食するだけではもったいないです。
ハンバーグステーキのソースは「謎のソース」との記載ですので、お店としては、謎は謎のまま、謎として楽しんで欲しい意図があるのでしょう。
付け合わせの玉ねぎの上にはチーズが乗っており、バーナーで上から焼いてありますが、これも美味しいです。
33℃でも充分に暑いよね。
そんな中を私は4時間もいろんな所を巡りました(゚□゚)
今日は、疲労困憊気味ですw
俳句にも詳しいなんて。尊敬しますわ^^
和菓子、風流で美味しそうですね(^○^)
ハンバーグランチは、ボリューミーで
『謎のソース』が気になります。
白露まで再現しているなんて素敵ですね〜
謎のソース!!!
食べた人しか分からない味ですね(#^.^#)
おはぎ、1個が限界です。
2個食べると胸焼けが。。。(;゚ロ゚)
さりげなく萩物は戴いてますが萩の奥は深いですね。
鹿鳴草は花札では猪鳴草ですね。いろいろ知ってますね。
> 英ちゃん さん
気温が30℃を超えて湿度も高いので気持ち悪くなりますのでエアコンを除湿モードでつけぱなしです。
そんな中を4時間も歩いたとはすごいです。
> HOTCOOL さん
Google先生に教えてもらって知識を増やしています。
雑学でも、知っていると、楽しみが広がります。
> naonao さん
謎のソースは企業秘密だそうです。
デミグラスでもないし、ケチャップ系でもないです。
他店にはない味。
> リュカ さん
萩の花のシーズンだと、緑の上に赤紫の花をしつらえるのですが、今は花が終わって実と露なので、萩の露、という菓名になったと思います。
> きぃ さん
謎のソースは、謎だから客がワクワクできるのだと思います。
だから、種明かしはして欲しくないです。
食べた人が、口コミで客を呼ぶという図式。
> 横 濱男 さん
おはぎは 1個でごちそうさまです。
まだ、今年は食べていません。
> 旅爺さん さん
花札では、鹿を10月の紅葉に使ってしまったから、7月の萩は猪になったのではないでしょうか。
猪鹿蝶で 20点。
和菓子もビールもすっかり秋ですね。
> ヨッシーパパ さん
秋味は中身が違いますが、金麦は缶だけが秋仕様で中身は同じなので騙されかけました。
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千草庵 菓銘『萩の露』 お持ち帰り の
ブログ記事に、たくさんのコメントをいただきまして、
ありがとうございました。
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