2020年9月8日(火・休み)
きょうの横浜は、晴れて、33℃になり、暑かったです。
もう 9月だというのに残暑がきびしいです。
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[鶴屋吉信 菓銘『桔梗』]
また、上生菓子のネタに戻ります。
横浜タカシマヤに出店している鶴屋吉信は、京都の和菓子屋です。
きょうの上生菓子は菓銘『桔梗』です。
青紫の花を咲かせる桔梗は、秋の七草の1つですので、秋の花とされます。
秋の七草は、
萩・尾花・葛・撫子・女郎花(おみなえし)・藤袴・桔梗。
です。
花言葉は、
『永遠の愛』『誠実』『変わらぬ愛』『気品』『清楚』『従順』
です。
とても良いイメージですね!
この上生菓子は、桔梗の花の姿を下郎(ういろう)餅で表現したもの(下郎製)です。
ういろうといえば、名古屋(青柳総本家)や小田原などの外郎が有名ですよね。
下郎は「ういろう」と読みます(「げろう」ではない」よ!
菓子きりで切ると、中の餡は粒あんです。
1個 = 432円。
※上生菓子は、だいたい 400円が目安です。
※日持ちしませんので買った日と翌日が賞味期限です。
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[追伸]
上生菓子のネタは、ドラマ放送期間中は続けようと思います。
11時過ぎに横浜タカシマヤへ『桔梗』を買いに行ったら、会計中に、いかにもなBBAが「桔梗を7個いただける?」
ところがもともと7個しかなかったうちの 1個を買ったので、残りは 6個です。
いかにもなBBAは、オーラが「茶道の先生」だったので、お稽古用に7個必要だったのでしょう。
実家が茶道教室だったので、着物を着こなしている人は姿勢がシャンとしています。
母は80歳を過ぎても着物を着てシャキーンとしていて、いかにもなBBAだったので、同じオーラだとすぐにわかります。
で、そのいかにもなBBAは、『桔梗』を6個と『御園菊』を不揃いで買ってました。
もともと 1日に 8個しか店に出ないんだから、7個欲しいなら開店突ダッシュで来いよ!
コメント
季節の花ですし光秀の桔梗紋とかもあるから
これは買っちゃいますね。山口にも外郎が
あります。そっちが外郎だと思って育ったので
大学で初めて名古屋の外郎を食べたときは
あまりに違うのでビックリしました^^;
桔梗の花言葉は素敵ですね。色も素敵です。
青柳ういろうのCMは、子どもの頃に岐阜の爺ちゃん婆ちゃんの家に行くと良くTVCMで流れていたので、覚えています。^_^
「白黒抹茶上がり珈琲柚桜」
キレイな桔梗カラーですね~見てもよし食べてもよし、
鶴屋吉信といえば老舗中の老舗でやすもんね。
桔梗の花が見事に再現されてやすね。
> みずき さん
山口の外郎は、「山口外郎」というようですね。
御堀堂さんが有名なのですね。
勉強になりました。
> ヨッシーパパ さん
子どもの頃に、青柳ういろうのCMがバンバン流れていました。
いろんな色のういろうを食べるのが楽しみでした。
> みぃにゃん さん
桔梗の色を出すのはなかなか難しいことと思います。
青紫とはいっても、微妙な色加減です。
その色を出せることがすごいです。
> ぼんぼちぼちぼち さん
桔梗色という色があるわけではないので、花の色を菓子で出すのは、なかなか難しいと思います。
花の形、しべも再現されており、機械では作れない菓子職人の技が見てとれます。
今だから食べたい一品です。
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鶴屋吉信 菓銘『桔梗』 お持ち帰り の
ブログ記事に、たくさんのコメントをいただきまして、
ありがとうございました。
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