2016年6月9日(木)
きょうの横浜は、曇りで、蒸し暑かったです。
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[TG-4 大瀬崎のウミウシ 2016.6.5]
きのうのブログの続きです。
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TG-4 大瀬崎のウミウシ 2016.6.5 《その1》
http://emiclock.blog.so-net.ne.jp/2016-06-08
先日の日曜日(6月5日)に、新幹線で、大瀬崎へ行き、ビーチクリーンと、3本のディープダイビングをしてきました。
私自身初のオリンパス TG-4 + 防水プロテクター PT-056の組み合わせです。
撮影器材当は、末尾のリンクの、各ブログ記事をご覧ください。
ウミウシは、水族館では飼育できませんので、多くのウミウシを見るには、実際に海に潜って、血直接見るしかないです。
このブログは、図鑑ではありませんので、珍しいもの以外は説明を書きませんから、興味があるウミウシがいれば、検索をしてみてください。
2本目の、外海・門下、最大水深 約28mです。
ガーベラミノウミウシ(大瀬崎・外海・門下、約 1.7cm)
きのうのブログでも、別の写真を載せていますが、黒バックに白は、好きな構図です。
ニシキウミウシ yg(大瀬崎・外海・門下、約 2cm)
成体に成長すると、体長が 5~7cmの巨大のケバい色(錦色)になります。
これは、まだ、yg = young = 子ども です。
子どものときだけ、成体とは全く異なる、かわいい色をしています。
ムラサキウミコチョウ(大瀬崎・外海・門下、約 1.5cm)
コチョウ = 胡蝶、つまり、ちょうちょのように、水中を、羽根を広げて飛ぶように泳ぎます。
ここからは、3本目。
外海・門下、最大水深 約28mです。
サガミコネコウミウシ(大瀬崎・外海・門下、約 1cm)
まだ子どもなので、1円玉よりも小さい、透明な身体をしています。
ボブサンウミウシ(大瀬崎・外海・門下、約 2.5cm)
ダイバーたちに「エイリアン」というニックネームを付けられている、ややめずらしいウミウシです。
水深 25mよりも深いところに住んでいますので、20m以下に深く潜れないランクのダイバーさんは、見たことがないかも。
キベリアカイロウミウシ(大瀬崎・外海・門下、約 1cm)
まだ子どもなのですが、とてもきれいな色の模様があります。
大きさが 1cmぐらいなので、テントウムシぐらいです。
とても、レアです。
この日、いちばん、レアなウミウシかも。
ハナオトメウミウシ(大瀬崎・外海・門下、約 3.7cm)
ハナオトメ = 花乙女 って名前なのに、ぜんぜん乙女チックじゃないですよ。
シモダイロウミウシ(大瀬崎・外海・門下、約 2.5cm)
薄い紫が上品な色合いで、かわいいです。
センヒメウミウシ(大瀬崎・外海・門下、約 2cm)
センヒメ = 千姫、乙女チックな赤が、金平糖みたいで、かわいいです。
イロカエルアンコウ(オレンジ)(大瀬崎・外海・門下)
ウミウシではありません。
泳げずに、海底を這って歩く、伊豆ダイバーに大人気の魚です。
※顕微鏡モードではなく、水中マクロモード
[TG-4 ウミウシ撮影用カメラへの道 関連ブログ]
オリンパス 防水デジタルカメラ TG-4 に買換え
http://emiclock.blog.so-net.ne.jp/2016-05-24
オリンパス TG-4用 防水プロテクターPT-056 購入
http://emiclock.blog.so-net.ne.jp/2016-05-26
オリンパス 水中専用フラッシュ UFL-3 を買いました
http://emiclock.blog.so-net.ne.jp/2016-05-29
オリンパス TG-4 ファームウェア 2.0に更新
http://emiclock.blog.so-net.ne.jp/2016-06-03
ニッケル水素電池 インテリジェント充電器
http://emiclock.blog.so-net.ne.jp/2016-06-06
ウミウシ マクロ 撮影用 TG-4 プロトタイプ
http://emiclock.blog.so-net.ne.jp/2016-06-07
TG-4 大瀬崎のウミウシ 2016.6.5 《その1》
http://emiclock.blog.so-net.ne.jp/2016-06-08
TG-4 大瀬崎のウミウシ 2016.6.5 《その2》
http://emiclock.blog.so-net.ne.jp/2016-06-09
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[追伸]
初めて TG-4の顕微鏡モード+スーパーマクロで撮ったけれど、スーパーマクロのズーム領域は光学ズームではなくデジタル画像処理なので、どうしても、画像が粗くなります。
顕微鏡モードの倍率までなら、光学ズームです。
そのへんの加減が、水深 28mで浮遊しながら、水中ライトを当てながら、カメラをセットして、ピントを合わせて、、、、、 なので、なかなか難しいのです。
陸上のように、じっとして撮ったり、カメラを固定して撮ったりできないですしね。
それに、深い海は、高濃度の窒素が体内に蓄積しているので、だいたい、10分ぐらいしか、30mの深さにいれませんから、その10分で、だいたいのメインディッシュを撮影してしまわないと、窒素によって、減圧症(いわゆる潜水病)になって、一生潜れなくなってしまうリスクが増しますから、時間との闘いでもあります。
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今週末も海へ行きたかったですが、身体を休めるために、隔週にします!
コメント
水中の中だからこその動きと色が魅力的です。
いつの間にか名前が変わった旧イザリウさん、
好きなサカナさんです^^
> みずき さん
「カエルアンコウ」は、以前は「イザリウオ」と呼ばれていましたが、差別用語ということで、改名されました。
イロカエルアンコウは、伊豆ダイバーには、超人気です。
沖縄には、滅多にいませんので、伊豆は、カエルアンコウのメッカですね。
いろいろな条件があるなかで
これだけの写真を写されているのですね
数センチの個性的なウミウシたちを
こうして拝見できて嬉しいです
ありがとうございます
> 藤並 海 さん
陸上カメラマンとの決定的な差:
人間が水に浮遊して不安定
カメラは手持ち(三脚など使えない)
深い海は、暗いので、フラッシュ以外の照明も持参
深い場所には、10分程度しかいられないので、時間との勝負になる(オーパーすると潜水病の可能性)
比較的浅くてもタンクのエア切れになれば、窒息死
ホントに色々居るんですね〜
昨日と引き続きの一番最初のウミウシの
透明感が半端ないです!!
あと、水族館で飼育出来ないんですね・・・
ここで色々見られて楽しんでます♪
水中でのマクロ撮影は、
体が揺れるのでピント合わせが難しいですね。
ウミウシくんってこんなに種類がいるのですね~。
どれもすごくきれい。
作った神様、天才~!(笑)
潜水中の限られた時間の中で、これだけの物を撮影するのも大変でしょうね。
ムムまたとしも¨
すごい~どれも個性的な色と形でやすなぁ。
特に5枚めの写真の綺麗でやすなぁ。
> oko さん
日本で見られるウミウシは、約 1,000種類以上ですので、全部見ることは不可能ですが、始めて見るものは、美しいです。
特に、水がきれいな、深い海でしか生息しないものがきれいです。
> なんだかなぁ〜!! 横 濱男 さん
基本はオートフォーカスなんですが、身体が水中にユラユラ揺れているので、ブレるんです。
最近のカメラは、ブレを補正してくれるのがありがたいです。
> そらまめ さん
けれども、花は何種類ありますか?
魚は何種類いますか?
人間なんて、ONE of THEMです。
> ヨッシーパパ さん
深い海に潜水中に、カメラの操作を、眼でみながらやってては、まにいあいません。
手元を見なくても、ブラインドタッチで撮れないとだめかも。
PCでキーボードを打つとき、いちいち、キーを見ませんよね。
あれと同じです。
> 夏炉冬扇 さん
イモムシやケムシは嫌いですけどね。
ウミウシは、殻が退化した貝なので。
> ぼんぼちぼちぼち
ボブサンウミウシですね。
だいたい、水深 30mぐらいの深い海にいます。
10mや20mしか潜ったことがない人は、たぶん、みたことがないはず。
通称エイリアンです。
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TG-4 大瀬崎のウミウシ 2016.6.5 《その2》 の
ブログ記事に、たくさんのコメントをいただきまして、
ありがとうございました。
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