きょうの横浜は、晴れて汗ばむ陽気で、初夏のようでした。
4月30日(水曜日)は、静岡県・西伊豆・大瀬崎日帰りで行きました。
新幹線(こだま)を使うと、横浜を6:30に出て、夕方、19:00に帰宅できます。
大瀬崎は、大雨が降っており、海から上がったら、空からシャワーでした。
カメラ器材メモ:
コンデジカメラ: オリンパス TG-820(赤)
水中ハウジング: PT-052
クローズアップマクロレンズ #1: UCL-165-M67 (INON)
クローズアップマクロレンズ #2: PTMC-01
ステップアップリング(52→67mm): PSUR-03
グリップアーム: INON D4
LEDライト #1: INON LE 550-W
LEDライト #2: INON LE 700-S
この日は、3ダイブして、ウミウシ中心に写真に撮り、魚などの生物は黙殺しました。
1ダイブ目 外海 最大水深27.2m 44分 Air
2ダイブ目 外海 最大水深24.9m 38分 Air
3ダイブ目 外海 最大水深27.9m 43分 Air
※ウミウシガーデンは深いところにありますので、残圧よりもNDLにご注意ください。
たくさんのウミウシを見たので、何回かに分けてブログにアップします。
※このブログ記事は、ダイバーではない方が読むことも想定して書いています。
サガミリュウグウウミウシ
濃紺色の体に、黄色い斑点がある、リュウグウウミウシです。
左のツノが触覚で、中央のヒラヒラは二次鰓です。
大きさ 約3cm。
サクラミノウミウシ(左)とガーベラミノウミウシ(右)
同じウミウシに見えますが、左のサクラミノウミウシは、全身を覆う突起は、桜色で、先っぽが細くなっています。
一方、右側のガーベラミノウミウシの突起は、先端が白くて平らです。
大きさ 約2cm、3cm。
※陸上では雨が降ってたせいもあり、水深 -27mの背景は、夜のように暗いです。
強力な LED水中ライトとストロボで照明当てています。
フジエラミノウミウシ(3匹)
黄色い半透明の体に、黒と青の突起が出ていて先端が黄色です。
分かりにくいですが、3匹、寄り添っています。
交接中かも。
大きさ 約5mm。
※ウミウシの大きさが分かるように、左の人差し指の爪の部分も入れて撮りました。
※爪の上に、ウミウシが 3匹乗っかります。
※ウミウシの ネイルアートにしたいですね。
コモンウミウシ
伊豆には、よいくいるイロウミウシで、きれいです。
体を折り曲げていますが、左側が頭です。
大きさ 約2cm。
アオウミウシ
伊豆には、たくさんいて、伊豆を代表するようなウミウシです。
色が派手な青なので、目立ちますから、見つけやすいです。
たくさんいますので、ウミウシ追っかけダイバーからはザコ扱いされて、そんなもの写真に撮るなよ、みたいな空気があったりしますが、沖縄などの暖かい海にはいませんので、そういう意味ので人気はあります。
大きさ 約2.5cm。
シロウミウシ
白の体に黒い斑点があり、黄色いフチがあります。
大きさ 約1.5cm。
この個体は、まだ子どもで小さくて、体が半透明です。
・・・・ウミウシは、「その2」 のブログ記事に続きます。
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[オマケ]
ウミウシの他に、海老ちゃんも撮りました。
アカホシカクレエビ
クマノミのように、イソギンチャクと共生している、透明な体の海老です。
透き通っていて、きれいですので、わりと人気かもです。
大きさ サクラエビぐらい。
とても小さくて、透明なので、見つけにくいです。
ウミウシにせよ、エビ・カニにせよ、クローズアップマクロレンズを 2枚重ねてズームしています。
水中で、桜えびや、シラスを近接マクロ撮影している感じです。
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ウミウシを水族館で見た、というのは、たぶん、勘違いが多いかもしれません。
飼育がとても難しく、日本でウミウシを展示している水族館は、鳥羽水族館のほかは、ほとんどありません。
(大きなアメフラシと勘違いされることが多いのではないかと思います)
ウミウシは、人工のエサは食べませんし、わずかな水温の変動で死んでしまいます。
飼育方法が、よく分かっていないのだそうです。
また、日本で見られるウミウシは、図鑑に載っているものだけでも、1,000種類ぐらいいますので、とても水族館で展示しきれないと思いますので、これを見ることができるのは、ダイバーの特権と思います。
魚だったら、マンタやジンベイザメさえも水族館で見れますが、ウミウシは、そうはいかないです。
明日も、また、ウミウシ写真シリーズです。
4回ぐらい、記事にできそうです。
コメント
確かに難しかったです。
仕掛けてる罠にかかったのを、ドクターコースの
人に渡してたんですが、時間が空くとただの
標本になっちゃってました^^;
透明なエビさんも好きです♪
沖縄でなくてもこんなにきれいなのが見れるんですね
でも、小さすぎて見つけられないかも・・・私
やはり小さな生物って飼育は難しいんですね
それでも日本の技術力でいつかは飼育できるように
なるといいなーと思います。^^
ウミウシ、アカホシカクレエビなど、海の中は不思議の世界が広がっているんですね (^_^)
ウミウシ、どの子も可愛いですね。
海の中に潜んでいるんですね。
いつもながら、実際に見てみたくなりました。
色んな模様の子がいるのですね〜
サボタニみたいに奥が深いです〜♪
カラフルなウミウシ、かわいいですね♪こんなに小さいって
知らなかったです(^^)
> みずき さん
よく分かってないことが多いですので、研究用に採取されると思いますが、解剖されちゃうか、ホルマリン漬けですよね。
エサごと、ごっそり持ってくれば 1ヶ月ぐらいは水槽で生きているかもしれませんね。
> よいこ さん
砂浜に行って、ルビーの指輪を遠くへ放り投げて、それを見つける、という感じになりますので、ウミウシがいても、見逃すことも多いです。
記事の中古カメラ屋さんは、主にフィルムカメラで
マニアック的なものです。例えばライカとか?の類です。
> アニ さん
浅い海にいるウミウシで、かつ、水族館が海に隣接していれば、定期的に、海へエサを採取に行けるので、ある程度飼育できるのだと思います。(鳥羽水族館など)
水深 20mに行かないとエサがない、という種類ですと、エサの補給が困難ですので、飼育は難しいかもしれませんね。
> しろうさぎ さん
小さいので、虫眼鏡がないと、ちゃんと細部まで見れないかと思います。
1cm ~ 2cmのものが多いですので、肉眼で見ると、とても小さいです。
マクロレンズで撮影した写真でみるのがよいかもしれません。
> oko さん
よく似ている点が多いと思います。
ウミウシも、ものすごい種類がいるのが、なぜ、そのように分化して進化し、こんなにたくさん残っているのか、あるいは、エサは何か、共食いもするようですがなぜか、などなど、わかってないことも多いです。
> ちぃ さん
小さいのは、ネイルアートのパーツぐらいの大きさです。
ふつうのものでも、小指の半分ぐらいです。
虫眼鏡がないと、こまかいところまで、見えないかもしれません。
> ryuyokaonhachioj さん
フィルムのカメラ・・・
知らない世界です。
ウミウシは綺麗なうえに種類も多いので追いかけがいがありますね。
> 旅爺さん さん
追いかけがいがありますが、欲を言えば、先立つものがかかり過ぎることが難点です。
目下の悩みです。
小さくて素敵な世界ですね。
どれもかわいい。
ウミウシの色には驚きます(^_^;)
ウミウシ、カワイイですね。
ポケットモンスターとかに登場しそうですね(笑)。
ウミウシ 小さいんですね
撮影大変そうです
素敵に撮れてますよ~
> green_blue_sky さん
数百種類もいますので、見た事がない種類に出会うことも多く、飽きません。
> ため息の午後 さん
見たウミウシを、ポケモン図鑑のようにして集めています(・∀・)
> kazu-kun2626 さん
海の中でのマクロ撮影ですので、体が、海藻のように、ゆーらゆーら動きますので、なかなか撮りにくいです。
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雨の外海 ウミウシガーデン その1 の
ブログ記事に、たくさんのコメントを
いただきまして、ありがとうございました。
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