きょうの横浜は、朝から晴れて夏日でした。
きょうは、火曜日にアップする予定だった、沖縄の粟国島で、5月~6月にかけて見られるギンガメアジの群れの写真です。
今回の沖縄ダイビングは、マンタでも、サンゴの産卵でも、アケボノハゼでもなく、粟国島で ギンガメアジのトルネードを見ることが目的でした。
粟国島は、那覇港から高速ボートで、約1時間30分の位置にあり、いわゆる遠征ダイビングになります。
ダイビングスタイルは、アンカーを使わないドリフトダイビングになり、流れがあり、水深 -20mを超える中でのダイビングになります。
ギンガメアジの群れ = ギンガメ玉、と言います。
2,000匹以上だと、「大玉」。
1,000匹ぐらいだと、「中玉」。
500匹ぐらいだと、「小玉」。
それ以下は、「群れ」、です。
YouTubeにアップした中玉の動画に、ダイバーが左下に写っていたので、キャプチャしてみました。(動画の画面キャプチャなので、色がおかしいですが・・・)
群れが巨大なので、画像では、ダイバーが米粒の大きさです。
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
前置きは、終了して、ここからが、本番です。
小玉でも巨大な大きさなので、普通の水中用のカメラのレンズの画角では、入りきりません。
ですので、水中の屈折率での画角=110度の、水中用ワイドコンバージョンレンズを使って撮影しています。
まずは、中玉を見つけたら、トルネード(竜巻のように渦を巻く現象)が出来初めました。
画面の右側から集まってきたギンガメアジが、巨大な竜巻状の渦を作っていきます。
これは、ラッキー!
トルネードが、どんどん巨大になっていきます。
ぐるぐる回り始めて、トルネードを作っています。
中玉とはいっても、ギンガメアジが 約1,000匹です。
野球の内野ぐらいの面積があります。
あるいは、幼稚園の園庭ぐらいの面積があります。
もうすぐ、トルネードが完成します!
ギンガメアジのトルネード完成!
中心には、台風の目のような、ギンガメアジがいない空間があります。
セミフィッシュアイの画角でギリギリいっぱいです。
こんなサイズの群れは、水族館の水槽には、ぜったいに入りません!
美ら海水族館の大水槽よりも大きいです。
こんどは、小玉のトルネードです。
ギンガメアジの群れは、ぜんぶが、いつもトルネードしているわけではありません。
タイミングが悪いと、ただの群れです。
トルネードを見るには、運も重要です。
ためしに、ワイドコンバージョンレンズを外して撮影してみると、小玉でさえも、画面からはみ出てしまいます。
遠くへ離れれば全体が画面に入りますが、水の透明度が空気とは違って、大きな影響を受けるので、ワイドコンバージョンレンズは必需品です。
最後に、YouTubeにアップした、群れが中玉トルネードになるまでの過程を撮った動画を貼らせていただきます。
ようやく、今回のダイビングの目的だったギンガメアジのトルネードのブログを書くことができて、ほっとしています。
もう1回ぐらい、沖縄の海ネタをひっぱります。
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[追伸]
足首のケガが、1週間を経過して、まだ治りません。
せっせと、抗生剤を服用して細菌を殺しながら、傷口を消毒して、肉が再生する軟膏を塗って、ガーゼで留めています。
同じ抗生剤は継続して使えないので、今は、2種類目です。月曜に、3種類目になると思います。
皮膚が剥がれただけでなく、肉もエグれたので、治りが遅いです。
鎮痛剤も必需品です。
コメント
物凄い迫力ですね!これが眼前で繰り広げられているって凄いですね~
> アニ さん
今回は、中玉までしか出会えませんでしたが、海外(パラオなど)では、1万匹(この群れの 10倍)の大玉が出ます。
いつもは、マクロばかり撮影していますが、この時期の沖縄は、マンタも含めて、ワイドが面白かったです。
人がすごい小っちゃく見えます。大迫力です!
なんでかスイミーを思い出しました^^;
> みずき さん
水族館でイワシの大群を見せるところがありますが、小魚が群れているのとはスケールが違います。
動画のほうですと、群れの動きが分かって、面白いと思います。
ギンガメアジのトルネード、すごいですね。
動画の方も見させていただきました。
海の中でアジがこんな渦を巻いて泳いで
いたりするとは。
実際に見ると感動するでしょうね^^。
足首にお怪我をされたんですか。
早く治ってしまいますように。
私の前にトルネードが現れたら
生命の恐怖を感じるでしょうね
魚の渦巻き状に凄いですね。実際を見たら
ほんとに、感動するね~~。
ギンガメアジのトルネード 凄いです(@@;)))
こんなものを実際に見たら水の中で叫んでしまいそうです☆
足の怪我 大変ですね・・・お大事に。。。
これは圧巻ですね!
目の前でみたら・・・すごいと思います
ぐるぐる巻いてゆくのがわかりますね〜
トルネードは、産卵のためとかに起こる
現象なのでしょうか?
しかし、その規模が凄いですっっ
運が良く無いと見られないなんて
素敵な画像をありがとうございました。
※足の怪我、早く治ると良いですね・・・
ギンガメアジのトルネードを間近で見たら、凄い迫力でしょうね。
足首の怪我がなかなか良くなられないとのこと
3種類目の抗生剤が効いて一日も早く良くなられますように。
くれぐれもお大事になさって下さい。
いや~大迫力
凄いですね~
足首、早く治るといいですね~
おはよう御座います。
トルネード…!!
凄まじい迫力ですねぇ。
足首、早く治るよう願いますヾ(-ω-`o)
お大事に…。
うおぉぉぉぉ!!
この迫力、生だと凄いでしょうねぇ
見てみたいです
海に潜れるとこの様な素晴らしいものを見る事が出来るんですね。 足はお大事にね。
群れがトルネードになって向かってこられると、
大型魚も、ビビリますね。
迫力のあるビデオが良く撮れましたね。
> しろうさぎ さん
> いっぷく さん
> ryuyokaonhachioj さん
> 獏 さん
> まめ さん
コメントありがとうございます。
珍しい魚を見るだけなら水族館でも見られるのですが、こういった、巨大な魚の群れは、大自然の海でしか見られません。(イワシなどの群れを見せる水族館はありますが)
魚には、単独行動をするもの、コロニーを形成して住むもの、大群を作って移動するものなど、さまざまです。
海外(パラオなど)では、この10倍のスケールの大玉が出ますが、日本では、沖縄・粟国島が有名ですし、お手軽に見る事ができます。
なお、防衛行動ですので、ダイバーに向かってくることはありません。
> oko さん
粟国島へ行けば、いつでも、だれでも見られるものではないです。
群れは絶えず移動していますから、ピンポイントで探しあてるのは不可能です。
体育会系水泳部になって、ひたすら泳ぎ回って、居そうな場所を探索します。
運良く群れがいても、トルネードしない群れもいますので、運がよくないと、せっかくいっても、がっかりなこともあるようです。
これはすばらしいものをご覧になられましたね。
うらやましいです(^^)
トルネードスゴいですねえ(*^^*)
足はいずれ治ると言うことで
レスみましたよ。
> hirochiki さん
> kazu-kun2626 さん
> 七不思議 さん
> さる1号 さん
> 旅爺さん さん
> なんだかなぁ〜。横 濱男です。 さん
コメントありがとうございました。
いつもは、マクロレンズで細かい生物ばかり撮っていますが、この時期の沖縄は、透明度が回復して、大物を見るにはいい時期でしたので行ってきました。
せっかくなので、水族館の水槽には絶対に入らないビッグスケールのショーを見ることを目的にしていましたので、見られてよかったです。
那覇から船で往復 3時間かかて移動し、海の中を 3時間近くひたすら泳いだのですが、見応えがありました。
足のケガは、外傷ですので、必ず治りますので、のんびり治します。
ダイナミックなお写真で驚きました。
お怪我、お大事になさってください。
> ぴぃ さん
ご訪問、コメントありがとうございました。
自然のものなので、当たり、はずれがあり、今回は、中ぐらいの当たりでした。
ギンガメアジの群れが、グルグルと竜巻のように渦を巻いて、水平方向の広がりから、垂直方向へ伸びてくる様は、その場にいると、さらに視野角が広いので、見応えがあります。
足の傷・早く良くなるといいですね。
何処が悪くても不便です。どうぞお大事にして下さい。
> 侘び助 さん
コメントありがとうございました。
靴が履けないのが不便ですが、歩けるだけ、ありがたいと思っています。
足の具合はいかがでしょうか・・。
暑くなってきていますので、化膿しやすいかと思います。
やるべきことはなさっているかと思いますが、くれぐれも
お大事になさってくださいね。
トルネード、すごい迫力です!
このようなものが間近で見られるって、ダイビングは
本当すごいですね。
海の中は素晴らしい。動画は難しいですか(^_^;)
うちの新品のCD-Rすべてスプレ付け。書き込みはできないでしょうね・・・
足首・・・お大事にしてください。
> keroyon さん
足の傷が、抗生剤の服用で、化膿はなくなりました。傷が深いので、なかなか皮膚が出来ずに、ぐちゅぐちゅしています。
単なるギンガメアジの大群のことが多いのですが、ガイドのダイバーさんが泡などで威嚇すると、群れの防御のために、ぐるぐる渦巻きを作るのだと理解しています。
> green_blue_sky さん
今回の沖縄は、大物狙いで、大当たりでした。
釣りと同じで、まったく不漁で、坊主のこともあります。
運が良かったです。
魚の群れ、巨大なトルネードがさらに大きくなり
まるで別の生き物のような迫力を感じます(笑)。
> ため息の午後 さん
おそらく、巨大なクジラのような生物のように見せかけて、捕食者を威嚇し、身を守る防御行動と理解しています。
実際に海の中で見ると、大迫力です。
水族館の世界です。
それにしてもすごいトルネードですね!
お大事になさってくださいませ!!
お大事に!
> egg さん
コメントありがとうございました。
いつもは、小さな海の生物を撮っていますが、今回は、群れをテーマに撮ってみました。
> U3 さん
ご訪問、コメントありがとうございました。
こりゃ凄い!!
これを生で見れば・・・卒倒するかもしれませんね。。。