・・・海上自衛隊艦船公開見学ブログの続きです。
10月13日(土曜) 横浜大桟橋に接岸公開されていた、海上自衛隊の護衛艦「ひゅうが」(JS HYUGA DDH181)を見学したあと、新港埠頭へ移動し、護衛艦「やまゆき」(JS Yamayuki DD-129)と、潜水艦救難艦「ちはや」(JS Chihaya ASR-403)を見学しました。
「ひゅうが」見学は、1つ前のブログに書いていて、末尾の「関連ブログ」にリンクをおいています。
このブログでは、護衛艦「やまゆき」(JS Yamayuki DD-129)の見学について書きます。
「ちはや」の見学ブログは、次のブログで書きます。
さて、汗ばむぐらいの好天に恵まれ、暑い中、大桟橋から新港埠頭まで歩きました。
横浜在住なので、このあたりの地理は詳しいので、さくっと移動しました。
赤レンガ倉庫とワールドポーターズの間にある歩道橋に登ると、「やまゆき」(左)と、「ちはや」(右)が見えてきます!
わくわく!
なお、右側の奥には、海上保安庁の巡視船が見えます。
いちばん手前を走っているバスは、「あかいくつ」というバスです。
また、写真では見えませんが、沖合いにも海上自衛隊の艦船(番号識別できず)が停泊していました。
ここでも、セキュリティチェック(金属探知器、持ち物チェック)がありました。
また、この2隻は、狭い階段を昇ってブリッジを見学できるコースになっていて、1艦船あたり、約40分ほどの見学時間でした。
セキュリティゲートを通過して、艦船を間近で見ると、わくわくします!
手前が「やまゆき」、奥の大型のが「ちはや」で、「やまゆき」から「ちはや」へ乗り移って戻ってくるように見学コースが設定されていました。
乗艦前に、ハープーンSSM 4連装発射筒が見えます。
これらの兵装は、左舷側、右舷側に、2対あります。
画面中央で、上空を向いている装備です ↑
※SSM: surface-to-surface missile。地上または水上から発射され、地上または水上の目標に向かうミサイル。
ハープーンのスグ下にあるのは、68式C 324mm3連装短魚雷発射管です。
この兵装も、左舷側、右舷側に、2対あります。
魚雷発射菅は、ちょうどこのコメント ↑ の上あたりにある、長い筒です
これは、「ひゅうが」のブログにも書いた、高性能 20mm機関砲(CIWS)で、これも左舷側、右舷側に対で装備されています。
スペックは、「ひゅうが」と同じように、レーダーとコンピュータ連携、赤外線追尾で、4,500発/分の連写可能な6連バルカン砲とのこと。
いまどきは、砲手が命がけで機銃を狙って打つ時代ではなく、レーダーとコンピュータの連携で、弾薬の雨あられでミサイルを打ち落とすのですね。
乗艦して、上記の兵装を間近で見て、狭くて急な階段を昇って、ブリッジへ入れます。
ブリッジでは、自衛官の帽子をかぶって、双眼鏡を持って、座席に座って記念写真が撮れます。
ブリッジにはマニアック装備がたくさんあるのですが、ブログでは割愛します。
ブリッジから船内の階段を降りて船首へ出ると、74式アスロック8連装発射機がドーンとあります。
アスロックランチャーは、遠距離の潜水艦に向けて空中へ発射し、潜水艦を探知して攻撃する、艦載用対潜ミサイルを発射する装置です。
船首には、62口径76mm単装速射砲があります。
無人の速射砲で、丸いカバーの部分はステルス化されているらしいです。
このあと、潜水艦護衛艦「ちはや」へ移動して、約40分間見学し、また、「やまゆき」へ戻ってきます。
「ちはや」見学のブログは、次のブログにまとめるので、ここでは、「ちはや」から「やまゆき」の船尾へ戻ってきたところになります。
船尾に、GMLS-3 シースパロー短SAM 8連装発射機があります。
短SAMは、艦対空誘導弾(ミサイル)です。
展示中の発射筒の1門がオープンになっていて、中のミサイルが見えるようになっていました。
※SAM: surface-to-air missile。地上から空中目標に発射されるミサイル。
、、、というわけで、「やまゆき」だけで、1つのブログになってしまったので、潜水艦護衛艦「ちはや」見学ブログは、次のブログに分けて書きます。
とにかく、めちゃめちゃ混んでいました。
※やままゆではなく、やまゆきです。お間違えなきよう。
※兵装データの一部は、Wikipediaから引用しています
[関連ブログ]
接岸公開中の護衛艦 ひゅうが(DDH181) を見学
http://emiclock.blog.so-net.ne.jp/2012-10-14
接岸公開中の護衛艦 やまゆき(DD-129) を見学
http://emiclock.blog.so-net.ne.jp/2012-10-14-1
接岸公開中の潜水艦救難艦 ちはや(ASR-403) を見学
http://emiclock.blog.so-net.ne.jp/2012-10-16