ひみつのPDFフォーム(その1)

あなたは 人目の訪問者です。
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※このブログの内容は、アドビ社から公開されている情報に基づき、個人の趣味で記述しています。
入力可能なPDFフォームには、いろんな秘密があります。
さっき、病院でもらった検査予約票の紙を、スキャナーで読み込んで、即興でPDFフォームを作ってみました。
  ↓
http://www003.upp.so-net.ne.jp/motosoft/misc/OrderForm102.pdf
入力可能なPDFが、簡単に作れます。
入力可能なPDF
※OS: Windows 7 Ultimete SP1
※Webブラウザ: Safari 5.1.5, IE 8.0
※PDF表示: Adobe Reader X 10.1.3 (9.1.x 以上対象)
※PDF作成: Adobe Acrobat Pro 10.1.3
※PDFフォーム作成: Adobe LiveCycle Designer ES2 9.0.0
PDF内部に JavaScriptが書けるので、いろんなことができます。
あんなことや、こんなことも・・・
では、紙の帳票をPDFフォームにしてみましょう。
最初は、スキャナーで紙の帳票を読み込んで、画像編集ソフトでノイズなど不要部分を消します。
スキャナーで読み込んだ紙の帳票
きれいになったら、PNG形式などのビットマップ形式のファイルで保存します。
次に、Adobe Acrobat X Proなどを使って、上記のビットマップ形式の帳票ファイルを読み込み、PDFに変換して保存します。
このファイルは、スタティックPDFフォームの「アートワーク背景」になります。
Acrobat X Proなどを使って、スキャナーで読み込んだ画像をPDFに変換し、アートワーク背景を作成
見るだけのPDFを、入力フィールドを持ったPDFフォームに変換するには、Adobe LiveCycle Designer ES2を使います。
起動時に、「背景として読み込んでインタラクティブフォームを作成」を選択します。(編集可能なレイアウトにしてしまうと、ダイナミックPDFフォームになってしまうので注意。)
「背景として読み込んでインタラクティブフォームを作成」を選択
Adobe LiveCycle Designer ES2に、アートワーク背景として読み込みが完了し、PDFフォームのレイアウト画面が表示されます。
PDFフォームのレイアウト画面が表示される
さまざまなAdobe LiveCycle Designer ES2オブジェクトライブラリ(テキストフィールドなど)を使って、PDFフォームを自由にレイアウトします。
テキストフィールドのバリデーションなど、動的な処理は、Scriptエディタを使い、JavaScriptで記述します。
編集が完了したPDFフォーム
以上の手順で作成したら、フォームのプロパティでPDFセキュリティの設定をした後、PDFフォームとして保存します。
インターネット上で公開するときは、セキュリティ設定を忘れないようにしましょう。
きょうは、ここまで。
次は、いつ書くかは、わかりませんが・・・
※URLからのリンク先の PDFフォームは、コピーしてもらって可なので、煮るなり焼くなりしてください。
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