11月にパラオから戻ったあと、仕事が忙しく、休日も仕事になってしまって、ダイビングに行けていません。
とりあえず、来週は、雲見で4ボートの予定を入れているので、約1ヶ月ぶりです。
シェルドライスーツのことをブログに書いたことがなかったので、きょうは簡単に書いてみます。
日本で一般にドライスーツというと、材質はネオプレインゴムで、体型にフィットするものを言うのですが、自分は、シェルドライスーツのほうを愛用しています。
もちろん、3.5mm ネオプレインゴムのドライスーツも持っているのですが、250本ぐらい潜ったらヨレてしまったので、今はまったく使っていません。
シェルドライスーツは、材質はブチルゴムや、ナイロン製のゆるゆるのドライスーツです。
薄いために保温性がゼロに近いため、インナーで体温調節を行わなくてはいけません。
日本で多く見かけるシェルドライスーツは、Dive Rite社のブチルゴム製のもので、主にテックダイビングを行うダイバーに人気です。
↓ テックダイバー必携品ですね!
http://www.diverite.jp/products/dry.htm
自分のシェルドライスーツは、Mobby’s(MOBBY DICK)のナイロン製アーマーシェルドライスーツです。
↓ 右側のページがシェルドライスーツ
http://www.mobby.co.jp/catalog/DivingCatalog2010FW/index.html#page=19
材質が 420デニールのナイロン製なので、薄くて軽いです。
色は、レスキューオレンジ(めちゃ目立ちます)です。
このドライスーツは、フロントにファスナーが付いているので、自分でファスナーの開閉ができます。
いちいち、「すいません。ファスナー開けて(締めて)ください!」とバディさんにお願いしなくても、自分で開閉できるのは便利です。
また、1年半ぐらい前に購入したのですが、購入時に、Mobby Dickさんに特注して、左脚モモの部分に、ポケットを付けてもらいました。
このポケットは特注なので、付いているのは、自分のものだけです。
先ほど紹介した、DIve Riteの905には両脚にポケットが付いているのをパクったのですが、ポケットがあると、なにかと便利です。
シェルドライスーツと切り離して考えられないのが、インナーです。
ドライスーツの保温性がゼロに等しいので、インナーの選択が非常に重要です。
水温が 24℃ぐらい(伊豆だと7月ぐらいまでと、10月以後)だと、Mobby’sのPOLERTEC(発熱性)フリースの上下です。
ちなみに、ゴールデンウィークの沖縄あたりは、水温が 24℃なので、この組み合わせになります。
(沖縄本島&慶良間諸島の海を、ウェットスーツで潜ったことがないので・・・)
冬の伊豆では、フリースインナーでは歯が立たないので、スキーウェアみたいな綿が入った、通称「もこもこインナー」を着込みます。
それでも、水温が下がる2月、3月あたりは、下にトレーナーを着込んで、使い捨てカイロを貼ります。
もこもこインナー ↓
クリーニングに出すと、「スキーウェア」と伝票に書かれます。
ちなみに、この組み合わせで、水温 11℃(宮城県・志津川)ぐらいまでいけました。
最後に、今年のゴールデンウィークに、このドライスーツで沖縄で沈船ダイビング(ダブルタンク、テック装備)をやったときのブログへのリンクを貼っておきます。
↓
http://emiclock.blog.so-net.ne.jp/2010-05-16
来週の雲見4ボートも、いちおう、ダブルタンクで潜る予定です。
雲見は、エンリッチエアー(ナイトロックス)タンクが使えるので、エンリッチエアータンクで ダブルタンクを組むかもしれませせん。
(ちなみに、エンリッチエアーのダブルタンクだと、3時間ぐらい潜っていられます)
来週、わくわく。