”その4” です。 ”その3”からの続きになります。
”その3”までのあらすじ:
11月19日(金) 夜、羽田空港発のチャーター便でパラオへ直行し、20日(土) 早朝にパラオへ到着後、3ボートダイビング(ブルーホール+ひみつの横穴、ジャーマンチャネル、セントカーディナル)。21日(日)は、雨の中、3ボードダイビング(シアストンネル、シアスコーナー、ウーロンチャネル)でした。
11月22日(月)は、朝から晴れ! パラオは、こうでなくちゃ!ホテルで朝食バイキングを食べて、8:00にピックアップ、出船は、8:30頃でした。
ホテルでのピックアップ時間が、1日に 1時間づつ早くなっていきます。
この日も、ボート乗員の半数以上が、リフレッシュダイブと体験ダイビングのお客さんだったので、途中の無人島に立ち寄って、ドロップし、残ったファンダイブチームで、行き先を相談しました。
1本目は、ジャーマンチャネルでした。
しばらく、マンタクリーニングステーション周辺で待っていると、すぐにマンタがやってきました。
このマンタは、クリーニングステーションを、数回、旋回して去っていったので、写真がたくさん撮れました。
ただ、水深 -30mに着底で待ってたので、さすがにNDLがきついので、-22mぐらいの位置へ移動しました。
移動した地点に、2枚目のマンタがやってきました。
いいアングルで写真を狙えます。
さらに3枚目のマンタがやってきて、アメリカ人グループの一斉写真撮影から逃げるように、ゆっくりと、自分の正面へ泳いできました。
このマンタは、ぶつかるかと思いましたが、うまく避けて旋回していきました。
潜っている間、ずーっとマンタに遭遇しっぱなしだったので、気が付くとマンタの写真を数十枚撮っていました。
水中が明るかったので、動画がキレイです。
シグナルフロートを上げて安全停止して、ボートに上がり、タンクチェンジして、2本目のポイント近くへ移動して水面休息しました。
天気がいいので、水面休息時は、太陽の光が当たると、ジリジリと暑いです。
強力な日焼け止めを使っていても、日焼けします。
2本目は、ブルーコーナーでした。
すでに、人気ポイントのブルーコーナーは、ダイバーたちで大混雑でした。
レギュレーターから排気される空気で、海がジャグジー状態・・・・
カレントフックをかけて魚待ちしていると、目の前を、ナポレオンフィッシュが通過です。
根の近くには、アカモンガラが大量に群れていて、グレイリーフシャークがのんびり泳いでいます。
根の上は、ヨスジフエダイの群れがいたり、オレンジフィン・アネモネフィッシュ(ミクロネシア種のクマノミ)などがいます。
とにかく魚の数が多くて、いわゆる”雑魚(ざこ)”は無視して、スケールの大きいものを狙います。
しばらく待っていると、ブラックフィンバラクーダの中規模の群れ(長さは 100mぐらい)が通過していきました。
ブルーコーナーは、過去に何度か潜っているのですが、魚は少ないほうでした。
というか、ダイバーが多すぎて、魚を見に来たのか、ダイバーを見に来たのか、どっちか、みたいな感じです。
ブルーコーナーは、ドロップオフが垂直に切り立っていて、深いので底が見えず、根から離れると、真っ青な中層のブルーウォーターを泳いでいくのが気持ちいいです。
前後左右、下は、見通せる限り、真っ青な海で、唯一、水面だけが肉眼で深度を意識できるブルーウォーターは、気持ちいいです。
シグナルフロートを上げる準備開始直前(水深 -15m)、、ちょっと離れて写真を撮ってみました。
シグナルフロートをあげて安全停止して、ボートに上がり、タンクチェンジして、次のポイントへ移動し、水面休息しながら、お弁当を食べました。
この日は、焼肉でした。
それにしても、天気が良くて、いかにもパラオ! って感じでした。
3本目は、ニュードロップオフでした。
このポイントも、カレントフックを持って入ります。
カスミチョウチョウウオが 1万匹ぐらい、アカモンガラが 数千匹ぐらい群れていて、ウメイロモドキが 千匹ぐらいいて、マダラタルミの群れが、まったりしています。
カレントフックをかけて待っても、群れや大物(カジキとか)は来なくて、だんだん飽きてきます。
かなり飽き飽きして、安全停止に向かおうとしたら、ブラックフィンバラクーダの群れが来て、慌てて写真を撮りました。
シグナルフロートで安全停止し、ボートに上がり、器材をバラして帰る準備をして出発。
途中、朝に無人島にドロップしたダイバーさんたちをピックアップし、桟橋へ帰りました。
軽くシャワーをして、ホテルへ送ってもらったのは、16:30 でした。
お風呂へ入ったあと、パレイシアホテルの近くの、日本でいうコンビニみたいな店(MJストア)へ買い物に行き、缶ビール、おつまみ、夕食を買い込んで、自室で、ひとり宴会しました。
RED HOURSE BEERはフィリピンのビールで、アルコール分が約8%あります。
バドワイザーや、日本のビールの一部銘柄も売っています。
ビールは、US$1.5 ぐらいです。
おつまみは、”Oishi”(たぶん、「おいしい」の意味)ブランドの乾き物が多く売られています。
翌日は、朝 4:00起きで早朝ダイビングをやって、夜、帰国ピックアップなので、早々と寝ました。
この続きは、”その5”に書きます。 誰もいない早朝のブルーコーナーと、帰国の話で、これが最終回になります。
[関連ブログ]
羽田から直行便でパラオで11ダイブ その1
http://emiclock.blog.so-net.ne.jp/2010-11-24
羽田から直行便でパラオで11ダイブ その2
http://emiclock.blog.so-net.ne.jp/2010-11-25
羽田から直行便でパラオで11ダイブ その3
http://emiclock.blog.so-net.ne.jp/2010-11-25-1
羽田から直行便でパラオで11ダイブ その4
http://emiclock.blog.so-net.ne.jp/2010-11-26
羽田から直行便でパラオで11ダイブ その5
http://emiclock.blog.so-net.ne.jp/2010-11-26-1