”その2” です。 ”その1”からの続きになります。
”その1”のあらすじ:
11月19日(金) 22:55 羽田空港発のチャーター便でパラオへ直行し、11月20日(土) 4:30にパラオへ到着後、パレイシアホテルにチェックイン。 6:00に仮眠し、朝食を食べて、10:00に クルーズコントロールさんにピックアップしてもらい、11:00のボートで出航しました。
パラオでのダイビングスタイルは、ボートダイビングになります。
今回のパラオでも、一緒のボートは、女性のほうが多かったです。
カップル、女子会、ひとり旅、いろいろありますが、女性多数です。
ボートは小型でスピードが出るのですが、メジャーなポイントまで、平均で約50分程度かかります。
いったん出航すると、ダイビングが終了するまで戻らないので、船酔いが心配な方は、酔い止め薬を飲んでおくといいかもです。
また、流れがあるポイントが多いので、シグナルフロートをあげてボートに拾ってもらうドリフトダイビングが、ほとんどです。
安全停止は、シグナルフロートの周囲で、水深 -5mでのホバリングが必須です。
タンクは、アルミの9リッターです。
「Cカードを取得してから3年間、潜ってません」という方などは、いきなりメジャーなポイントへ行くと楽しむどころではないので、無人島のビーチで、リフレッシュコースを 2本やるようになっているようです。
11月20日は、ボート乗船者の半数が、リフレッシュコースのダイバーさんたちだったので、途中、無人島のビーチに寄り道して、器材やタンクを下ろしました。
そのあと、ファンダイブチームは、メジャーポイントに向かって再出航しました。
20日(土) 1本目 ブルーホール でした。
到着したときは、すでに12:00を過ぎてました。
ブリーフィングの後、さっそくエントリー。 水温は、30.5℃、温かいです。
今回は、パラオのリピーターで、経験本数100本以上の方ばかりだったので、ブルーホールを普通に潜るのではなく、ブルーホールにある、ひみつの横穴の奥にある、巨大亀の骨を探検しに行くことになりました。
まずは、ブルーホールをドームに向かって、水深25mぐらいまで降りていきます。
いよいよ、ひみつの横穴へ入ります。
この横穴は、ダイバーふたり分ぐらいの狭い穴が、内部で曲がって奥まで続いていて、内部は真っ暗闇です。
入り口から奥まで、ガイドワイヤーをライトで照らして、それを目印に進みます。
プチ・ケーブダイビングの気分です。
この横穴は、奥まで、かなり長い距離(50mぐらい)があります。
水深が -25mぐらいの真っ暗な洞窟なので、緊急浮上ができないため、リスクを考慮して、普通にブルーホールを潜っただけでは、この横穴に入ることはないようです。
たぶん、パラオリピーターでも、この横穴に入ったことがない方も多いのではないでしょうか。
ひみつの横穴の奥には、巨大亀の骨が横たわっていました。
また、ガイドワイヤーとライトの光だけを頼りに、横穴を抜けます。
普通は、ブルーホールの中で、ウコンハネガイを見たりして遊ぶのですが、今回は、ひみつの横穴が目的なので、エアを節約してスルーしました。
残圧が少なくなってくるので、ドロップオフ沿いに深度を上げていき、シグナルフロートで安全停止して浮上しました。
いきなりの、プチ・ケーブダイビングは、楽しかったです。
ボートに上がって、タンクチェンジし、波の静かな場所へ移動して、お弁当を食べました。
ハンバーグだったかな・・・
ちなみに、パラオのボートは、どれもトイレがありません。
ボートにエギジット用のラダーをかけて、そこから海へ降りて、ウェットスーツを下ろして海が自然のトイレになります。
初めての方は、他の人が見ているところでなかなかできないかもしれませんが、ずっと我慢するわけにはいかないので、普通に慣れます。
20日(土) 2本目 ジャーマンチャネル でした。
空が曇ってきて、水中が少し暗めで、透明度がイマイチよくなかったですが、マンタ待ちの根へ向かいます。
途中、ギンガメアジの群れに遭遇。
このポイントは、ギンガメアジが1,000匹以上でトルネードを作っていることが多いのですが、この時は、プチ集団でした。
マンタは、クリーニングステーションにはマンタが現れず、水面近くを通過していきました(2枚)。
透明度がよくなくて、イマイチの初回遭遇でした。
実は、3日目に、マンタがクリーニングステーションに数枚現れて、すぐ近くでバッチリ写真を撮れたのですが、それはまた改めて。
でも、マンタに遭遇しないで帰る方もいるので、出ただけ良かったのかも。
あとは、砂地に、ガーデンイール(チンアナゴ)が多数、大きな魚では、ナポレオンフィッシュがいました。
シグナルフロートをあげて安全停止し、ボートへ上がってタンクチェンジ。
朝、リフレッシュダイブで無人島に上陸した半数の方々が、いったん帰るということで、ピックアップしに行って、いったん、桟橋へ戻りました。
このときの時間は、夕方、16:00過ぎで、だんだん暗くなってきていました。
ナイトダイビングにならないよう、近場で 3本目になり、ファンダイブチームだけで再出航しました。
20日(土) 3本目 セントカーディナル でした。
すでに日が暮れかかって暗くなってきていたので、ライトで砂地の生物を、まったり探して回りました。
エダサンゴに群れるスカシテンジクダイなど、明るいとキレイな生物がたくさんいますが、すでに太陽が半分沈んで暗かったので、黄色でかわいいギンガハゼなどをまったり観察して帰りました。
桟橋へ戻ったときは、すでに夜空で、月が出ていました。
軽くシャワーを浴びて、ホテルへ送ってもらいました。
ちなみに、クラブハウスには、着替える場所がありません。
朝、ホテルを出るときから水着+ラッシュガードで出かけて、水着のままホテルへ戻ります。
ホテルへ戻ったのは、18:30でした。
朝、10:00ピックアップだったので、その分、帰りが遅くなった感じです。
この日は、ホテルのレストランで夕食バイキングが付いていたので、それを食べたあと、部屋に戻ってビールを飲んだら、寝不足とダイビングの疲労感で、21:00頃、爆睡でした。
※ この続きは、”その3”に書きます。まだまだ、序盤の慣らし運転で、これから後が本番です!
[関連ブログ]
羽田から直行便でパラオで11ダイブ その1
http://emiclock.blog.so-net.ne.jp/2010-11-24
羽田から直行便でパラオで11ダイブ その2
http://emiclock.blog.so-net.ne.jp/2010-11-25
羽田から直行便でパラオで11ダイブ その3
http://emiclock.blog.so-net.ne.jp/2010-11-25-1
羽田から直行便でパラオで11ダイブ その4
http://emiclock.blog.so-net.ne.jp/2010-11-26
羽田から直行便でパラオで11ダイブ その5
http://emiclock.blog.so-net.ne.jp/2010-11-26-1