(1998年6月公開)
 
「ねんどのまちの」作り方
タイトル画像  

 
* じゅんびするもの *
 
今回は、フォトフレームを使った卓上飾りを作ってみましょう。もち ろん壁に掛けることもできます。
次のものを用意して下さい。
フォトフレーム(写真を飾るやつね。)
人形用紙ねんど(パジコとかのやつ。350円くらいので可。)
ねんど板(下敷きでも何でも可。)
ねんど用へら(できれば人形専用のステンレス製のやつがぐー。)
絵の具(できれば透明水彩がきれい。)
筆(絵の具用数本と、ニス用。)
パレット
クリアーラッカー(ニスでもいいけど色がついてるのはだめ。)
木工ボンド(速乾タイプがぐー。)

  まずはフォトフレームを用意します。付属のガラスは不要ですので 捨てます。次にねんどをくっつけるために木の底板を水で湿らせま す。

  湿らせたフォトフレームの板の上に、こねたねんどを詰めていきま す。ガラスの隙間の分の厚み(約3mm)で、できるだけ平坦になる ように詰めます。

  ねんどで女の子の胴体をつくり、水で濡らしてくっつけます。同様 に顔と髪と帽子を作り、その上に重ねてくっつけます。

  ねんどが乾かないうちに、へらで麦わら帽の模様、髪の毛を形づけ ます。つぎに薄く広げたねんどの先端を手でちぎり、つまようじで 穴をあけてペチコートを作って胴体に重ねます。このとき、ふわっ とした立体感をだすようにします。手は別に作り、合わせておきま す。(この時点ではくっつけません)

  薄く広げたねんどで服を重ねていきます。ポケットも忘れずにつけ ましょう。靴は別に作っておいて、合わせておきます。(この時点 ではくっつけません)靴は、縫い目や靴紐まで丁寧に再現します。

  手と靴のパーツをはずして、フォトフレームごと乾燥させます。 自然乾燥だと1週間くらいかかってしまうので、急ぐときは電子 レンジで30秒加熱して冷却を繰り返せば1晩で乾燥します。完全 に乾燥したのを確認したら絵の具で着色します。

  服の柄などは、細い筆で丁寧に描き込みます。服の模様のなかに プレゼントする相手の名前などを模様のように書き込んでおくの もお洒落かと。別に着色した手と靴のパーツを木工ボンドで接着 します。あとから接着するほうが細部まで着色できます。

  フレームの右上にくっついているのは、男の子です。このように はみ出させるのも面白いですよ。絵の具が乾いたら、クリアラッ カーを塗って完成です。自分の部屋に飾るなり、プレゼントする なりしましょう。この作品は、会社を退職したおねーさま (みーちゃん)にプレゼントしました。

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